ドイツ代表、36歳のナーゲルスマン氏が新監督に就任!…自国開催のEURO2024を指揮へ

 ドイツサッカー連盟(DFB)は22日、ユリアン・ナーゲルスマン氏が同国代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2024年7月31日までとなっている。

 昨年のFIFAワールドカップカタール2022で、2大会連続グループステージ敗退の憂き目に遭ったドイツ代表。大会後も不振は続き、3月から6月にかけて行われた国際Aマッチ5試合を1勝1分3敗の成績で終えると、今月9日にはホームで日本代表に1-4の惨敗を喫した。敗戦から一夜明けた10日、DFBは2021年から指揮を執っていたハンジ・フリック前監督の解任を決断。その後は自国開催のEURO2024に向けて、早期の新監督招へいを目指していた。

 新監督に就任したナーゲルスマン氏は1987年7月23日生まれの現在36歳。2016年2月にブンデスリーガ史上最年少となる28歳でホッフェンハイムの監督に就任すると、降格圏に沈んでいたチームを残留に導き、2年目以降はクラブを史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場に導くなど手腕を発揮した。その後はライプツィヒでクラブ史上初のCLベスト4進出を達成し、2021年にはバイエルンの指揮官に就任。2021-22シーズンはチームをブンデスリーガ10連覇に導いたものの、昨シーズンは随所で不安定さを露呈し、今年3月末に解任の憂き目に遭った。

 母国の代表チームを率いることになったナーゲルスマン氏は、DFBを通じて次のようなコメントを発表している。

「我々は自国でのEURO開催を控えている。それは数十年に一度の特別なことだ。偉大な国で素晴らしいトーナメントが開催されるということに私は集中しており、そこで優勝するという強い願望を持っている。この挑戦に取り組んでいきたい。我々は来年には結束力の強いグループになっているだろう」

 なお、ナーゲルスマン新監督の初陣は、現地時間10月14日に予定されているアメリカ代表との国際親善試合となる。

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