小学生のころからダンロップ愛用 安田祐香はホステス大会で好発進「優勝のチャンスはある」

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6569ヤード・パー72>

プラチナ世代の中心選手が、宮城で好発進を切った。2000年度生まれでプロ4年目の安田祐香は6バーディ・1ボギーの「67」でプレー。首位に2打差の4位タイで滑り出した。
アウトからスタートしてパーを積み重ねていくと、8番でこの日初バーディを奪取。折り返してすぐの10番をボギーとしたが、「取り返したいという感じで打ったら50センチについた」と“楽々”バウンスバックに成功する。さらに3つ伸ばして迎えた最終ホールでは108ヤードからチャンスメーク。「コントロール(ショットを)することが多かったので、それがうまくいってくれた。すごく良かったと思います」と振り返った。

コントロールショットについては、先週に左へのミスが多かったことから、カットボールの練習を繰り返した。「カットボールを打とうと思って左、というのもあったけれど、それを把握できていた。それできょう使えたかな」と、朝の練習がすぐさま奏功。持ち味のドローボールをブラッシュアップさせて、利府を攻略していった。

大会を特別協賛する住友ゴム工業株式会社とは用具契約を結んでおり、ホステスプロとして臨む大事な一戦。「小学生のころからずっと使っています」とジュニア時代から愛用しているが、「こういう大会で活躍すると注目してもらえるので、使いたいと思ってくれる人が増えればうれしいです」と、“看板娘”として恩返ししたい気持ちは十分にある。

今大会終了後には第2回リランキングもあるが、そのボーダーラインは優にクリアしているだけではなく、現在のメルセデス・ランキングは38位タイ。初シードも見える位置につけている。

「最近トップ10がないけど、予選落ちも少ない。全体的には年々良くなってきている。(シーズンの)残りは少ないですけど、優勝のチャンスはあると思っているので頑張りたい」。目指すのは6月以来となる今季4度目のトップ10入りのみならず、“念願”の初優勝。悲願達成のためにも、この位置をキープして最終日へと向かいたい。

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