初のELは黒星スタートに…ブライトン指揮官「敗北を受け入れるのは難しい」

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、AEKアテネ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 昨シーズンを6位で終え、クラブ史上初となる欧州大会出場権を獲得したブライトンは、21日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループB第1節でAEKアテネと対戦。セットプレーから2失点を喫した一方で、ジョアン・ペドロが自ら獲得したPKを2度決めて追いついたものの、84分に再びリードを許し、このまま2-3で試合終了。EL初陣は黒星スタートとなった。

 試合後、デ・ゼルビ監督は「プレーの質という点においては、私たちはとてもいいプレーをした。パフォーマンスについては本当に誇りに思っている」と評価しながら、次のように続けた。

「私たちはAEKアテネほどの経験を積んでいないが、個性と正しい姿勢でプレーすることができた。試合をコントロールしたし、圧倒もできた。結果は残念だが、パフォーマンスを分析する必要もある。それはよかったと思う」

「改善はできると思うが、この敗北を受け入れるのは難しい。オールド・トラッフォードで勝っても喜ぶことはできないし、今日はいいパフォーマンスを見せたので悲しいことではない」

 それでも、ホームでのEL初陣で敗れたことには「AEKアテネにはセットプレーとカウンター攻撃という2つの状況でゴールを決められる可能性があることは試合前からわかっていた」と警戒していた場面で失点したことは改善しなければならないことも強調した。

「このようなチームに対してセットプレーで守る時は、より集中して、正しい姿勢と賢い守備をしなければならない。時々それができていなかった。パフォーマンスには本当に満足している。でも、もしさらなるレベルアップを図りたいなら、試合前からどのような状況で失点する可能性があるかを把握する必要がある」

 EL黒星スタートとなったブライトンは、プレミアリーグで2試合、カラバオ・カップで1試合を戦った後、10月5日にアウェイでマルセイユとのELグループステージ第2節に臨む。

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