ブライトンがEL初陣へ!…デ・ゼルビ監督が意気込み「我々は常に成長し続けることができる」

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)初戦に向けた意気込みを語った。20日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 昨シーズンは途中就任したデ・ゼルビ監督の下、後方からのビルドアップを基盤とした攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、EL出場圏内の6位でプレミアリーグを終えたブライトン。クラブ史上初めて欧州コンペティションへの挑戦権を手にした同クラブは、今シーズンのELでグループBに入っており、現地時間21日には本拠地『アメックス・スタジアム』にAEKアテネ(ギリシャ)を迎える。

 EL初陣を前に会見に臨んだデ・ゼルビ監督は「我々は改善しつつあるが、まだ大きなチームではない。しかし、良いチームだということは言える。自分たち自身のことと選手のクオリティー、クラブのレベル、プレーのクオリティーを信じている。我々はブライトンであり、自分たちのレベルを理解しているんだ」とコメント。その上で、クラブ史上初のELに向けた思いを次のように語った

「我々にはあらゆる大会、あらゆる試合で一歩ずつ、より良くなっていきたいという野心がある。どのようにプレーし、どのように競うかによって我々自身がアップグレードされる可能性がある。しかし、私が『我々はブライトンだ』と言っているのは、我々がどこからスタートし、どのような存在であったかということを忘れてはならないからだ。自分たちのDNAを失ってはいけない。『自分たちの方が上だ』と思えば、大きなミスを犯すことになるからね」

 飛躍を遂げた昨シーズンに続き、今シーズンもプレミアリーグで開幕からここまで4勝1敗の成績を残すなど、好調を維持しているブライトン。国内では強豪の仲間入りを果たしつつある同クラブが、欧州の舞台でどのようなパフォーマンスを発揮するのかに大きな注目が集まっている。44歳のイタリア人指揮官はELでの躍進に向けた意気込みを次のように示した。

「この機会は大きな意味を持つだろう。私はこれまでずっと欧州のサッカーを見てきたので、これは誇りに思う瞬間だよ。心待ちにしているし楽しみたいと思っているが、試合には勝利したい。我々がここまで到達できるとは思っていなかったし、とりわけ昨年の成長は信じられないほどだ。今の状況でも幸せだが、我々は常に成長し続けることができる」

 ブライトンのEL初陣となるAEKアテネ戦は、日本時間22日の午前4時にキックオフを迎える。

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