
バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネが、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節を振り返った。20日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
昨シーズンのCLでは、準々決勝で後の“3冠王者”マンチェスター・シティの前に屈し、ベスト8敗退となったバイエルン。4シーズンぶりの欧州制覇を目指す今大会は、マンチェスター・ユナイテッド、ガラタサライ、コペンハーゲンと同居するグループAに入っており、現地時間20日には本拠地『アリアンツ・アレーナ』にてマンチェスター・ユナイテッドとの初戦に臨んだ。
欧州屈指の強豪同士による注目の一戦は、28分にハリー・ケインの落としを受けたサネがネットを揺らしバイエルンが先制すると、32分にはジャマル・ムシアラの折り返しからセルジュ・ニャブリが決めて追加点。後半開始直後に1点を返されるも、53分にはケインがPKを沈めて再び突き放す。最終盤にマンチェスター・ユナイテッドが2点を返すも、マティス・テルがダメ押し点を奪ったバイエルンが4-3で初戦を飾った。
合計7得点の撃ち合いを制し、白星発進に成功したバイエルン。チームに貴重な先制点をもたらし、試合後にはUEFAからプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたサネは「今シーズン初のCLの試合に勝利し、最初の勝ち点『3』を獲得できたことを嬉しく思う。試合は少しワイルドだったね。ゴールが多かったので、ファンは楽しかっただろう」とコメント。そのうえで、試合内容を振り返りつつ、改善の必要性を強調した。
「攻撃面は素晴らしかったが、今後に向けてはチーム全体としてミスを減らさなければならない。今夜の試合ではミスが多過ぎたし、2-0でリードした時には試合をコントロールするために、もう少し冷静さをもたらす必要があるだろう。試合をコントロールする必要がある時、明確なプレーで安全を確保しなければならない時、僕たち選手はそのことに気付いておかなければならない」
バイエルンはブンデスリーガの2試合とDFBポカール1回戦の合計3試合を挟み、10月3日に行われるCL・グループステージ第2節ではアウェイでコペンハーゲンと対戦する。