バルサ復権のラストピース!? シャビ監督「ヨーロッパで戦えることを証明しよう」

 バルセロナを率いるシャビ監督が、19日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループH開幕節ロイヤル・アントワープ戦に向けた前日会見に臨んだ。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ開幕節ヘタフェ戦ではスコアレスドローに終わったものの、第2節カディス戦以降は4連勝と順調な滑り出しを見せているバルセロナ。攻撃陣が5試合13得点と奮起しているなかで、19日に行われるCL・グループH開幕節でロイヤル・アントワープと対戦する。

 就任2年目の昨シーズンはラ・リーガ優勝を成し遂げた反面、CLでは2シーズン連続となるグループリーグ敗退の憂き目に遭ったシャビ監督。欧州大会で復権の旗を掲揚したい同指揮官は「まずはグループリーグを突破すること。話はそれから。ベスト16に入らなければならない」と強調。続けて「毎試合、それを証明する必要がある。並外れたプレッシャーにさらされているけど、私はそれを歓迎しているよ。こうした挑戦が好きだし、監督として私自身に課すものでもあるからね。彼らがベストを尽くせるように熱意を灯さなければならない」と決意を示した。

 また、シャビ監督は「今年は一歩前進できる、とワクワクしている」と自信。さらに「これはプロセスなんだ。1年目は競争するには十分ではなかった。昨年は競争できた。だから今年は競争し、結果を残さなければならない。我々は我々らしくね。昨年は結果はついてこなかったけど、良いプレーが見られていた。ヨーロッパで戦えるだけの力はあるということを証明しよう」と明かしている。

 2021年11月に凋落の一途を辿っていたバルセロナに帰還し、翌2022-23シーズンにはラ・リーガ優勝をもたらしたシャビ監督。まもなく開幕するCLで、“欧州大会で戦える”というラストピースをはめて、復権を証明することはできるのだろうか。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)