ブレントフォード指揮官、FWトニーの移籍の可能性を認める「適切な価格があれば…」

 ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が、同クラブに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーの移籍の可能性を認めた。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在27歳のトニーは、2020年夏に当時2部のブレントフォードへ移籍。2020-21シーズンには得点王を獲得する活躍を見せ、同クラブを史上初のプレミアリーグ昇格へ導いた。昨シーズンもリーグ戦33試合に出場して20ゴール4アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、3月にはイングランド代表デビューも飾った。しかし、現在は合計262件の賭博規則違反でFAから起訴されており、今年5月には8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下されて2024年1月17日まで試合に出場することが不可能となっている。

 そんなトニーだが、処分が明ける1月に移籍の可能性が浮上しており、チェルシーやトッテナムなどが関心を示しているとも伝えられている。そんななか、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が同メディアでトニーについて「彼について多くの噂が飛び交っていることは知っている。私にとって彼は最高のストライカーの一人だと思う。9番として、私は世界中で彼より優れた選手をあまり見かけない」と称賛の言葉を口にしつつ、去就については「適切な価格があれば私たちは売るクラブだ」と移籍の可能性を認めた。

 さらに「選手たちが私たちとともに順調に成長し、旅を続け、トップクラブに行くのに十分な実力を証明したのであれば、私たちが適切な対価を得る場合、移籍することは正しいことだと思う」と続け、適切なオファーがあれば移籍を容認する姿勢を示した。

 果たして、トニーは今冬にビッグクラブへの移籍を果たすこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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