久保建英の成長速度に舌を巻く! ソシエダ指揮官は「多くの才能とクオリティ、何より向上心がある」

 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、17日に行われたラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 前節に開幕4試合目にして初勝利を挙げたレアル・ソシエダは今節、敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』でレアル・マドリードと対戦。試合は3分にMF久保建英のお膳立てからFWアンデル・バレネチェアが先制点を挙げたものの、後半にMFフェデリコ・バルベルデとFWホセルに決められ、1-2で逆転負けを喫している。

 まず、アルグアシル監督は「(試合に対する)アプローチはいつも通り勇敢で決然としていたし、とても良いプレーが見られたね。レベルの高い両チームがお互いにチャンスを作る、このような試合ができたのはそれが理由だ」と省察。続けて「レアル・マドリードを上回るのは簡単ではない。私たちは一時的にリードできたけど、今日のプレーでは勝ち点を得るには十分ではなかった。ただ、偉大なチーム相手に素晴らしい試合ができたことには満足している」と互角に渡り合えた時間帯もあったが、90分間を通しては“力負け”と語った。

 また、絶好調の久保建英にも言及。同試合でも出色の出来で、前半には“幻のゴラッソ(オフサイド判定によりゴール取り消し)”をも見せた久保について、アルグアシル監督は「ウィングでもインサイドでもプレーすることができる。対戦相手や状況にもよるけど、ウイングでは連係面が非常に良い。だからそこで起用した」としつつ、「現時点の彼のレベルを見極めることに意味はない。タケは多くの才能とクオリティを備え、何よりもっと上を目指したいという向上心があるからだ。ひとつ言えるのは、彼のパフォーマンスはラ・レアルの環境に身を置くことで発揮されているということ」と成長速度に舌を巻いてる。

 今シーズン初の黒星を喫したレアル・ソシエダの次戦は20日、クラブにとって10年ぶりとなるチャンピオンズリーグのグループD開幕節インテル戦だ。

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