NCT、初のスタジアム公演で全ユニット勢揃い “黄金時代”象徴するステージにファン熱狂<NCT NATION:To The World>

【モデルプレス=2023/09/17】グローバルボーイズグループ・NCT(エヌシーティー)の日本初となるスタジアム公演となった「NCT STADIUM LIVE ’NCT NATION : To The World-in JAPAN’」が16日から17日にかけて東京・味の素スタジアムにて開催された。ここでは17日の公演の様子をレポートする。

【写真】NCT、21人迫力パフォーマンスで魅せる“初”三昧の豪華ステージ

◆NCT初スタジアム公演「NCT STADIUM LIVE ’NCT NATION : To The World-in JAPAN’」

初のスタジアム公演であり、全ユニットが集結した合同公演である今回。8月26日の韓国・仁川文鶴競技場公演を皮切りに9月9日から10日に大阪・ヤンマースタジアム長居、9月16日から17日に東京・味の素スタジアムで公演を開催した。

NCTは独自の世界観で唯一無二の路線を切り拓くNCT 127(エヌシーティーイチニナナ)、爽やかでポップな魅力が弾けるNCT DREAM(エヌシーティードリーム)、重厚かつ妖艶な舞台で魅せる中華系ユニットのWayV(ウェイブイ)、人数に変動があるNCT U(エヌシーティーユー)による4グループで構成されており、グループごとのステージから、それぞれのメンバーが混ざり合うNCT U(エヌシーティーユー)によるパフォーマンスまで40曲を届けた。なお、今回はプレデビューリアリティ番組「NCT Universe : LASTART」から新たに誕生した「NCT NEW TEAM(仮)」もオープニングアクトとして登場した。(テイルは怪我のため欠席)

◆NCT、19人全員勢揃いで開幕

今か今かと開演を待ちわびるファンでびっしり埋め尽くされたスタジアムの中、スーツをまとったメンバー19人が「INTRO:Neo Got My Back」で颯爽と登場。1人ずつスクリーンに抜かれるだけで歓声が沸き立ち、会場全体の気分の高まりが伝わる。デビュー曲「The 7th Sense」でステージが幕を開けると、テヨン、ドヨン、テン、ジェヒョン、マークの5人が圧倒的なカリスマ性を放ち、音の少ない楽曲ながらも段階的に、しかし確実に会場を沸かせていく。ユニット毎のパフォーマンスを終えると大人数が所属するNCTの真骨頂とも言える群舞を堪能できる「Black on Black」へ。テヨン率いるラップからスタートすると、観客と呼応するような掛け声がより一層一体感を生み、一糸乱れぬダンス、そして力のこもったパフォーマンスで観客を震えさせた。

◆NCT、バラードからキュートまで多彩な魅力放つ

NCT全体の“色”を存分に見せつけたところで次はボーカル力やキュートな魅力が引き立ったパートへ。「WITHOUT YOU」ではドヨン、クン、ジェヒョンが会場のファンを見つめて力いっぱい熱唱。そして「kangaroo」はメンバーそれぞれの可愛らしさが最大限まで発揮され、現在の“マンネ(最年少)”コンビにあたるチョンロとチソンによるペアの振り付けで会場中を癒やす。

舞台はメインステージへと映り、しっとりとしたバラードを聴かせるポイントに。「Coming Home」「My Everything」「Good Night」とそれぞれが美声を響かせながらボーカル力を存分に発揮。NCTのボーカルを牽引するテイルは惜しくも欠席となったが、各メンバーがパートを担い合い、また新たに楽曲の魅力を引き出した。そんなバラードパートの締めくくりには、多国籍なメンバーが所属するNCTだからこそ、より意味を持つ「From Home」。様々な国からやってきたメンバーが新たにNCTとしてステージの上で輝ける思いを表しており、日本人メンバーのユウタの歌う「僕ら強くなれる」といった日本語での歌詞にはグッときたファンも多いのではないだろうか。

◆NCT、ユニット勢揃い

ここからはソロ・ユニットでファンのボルテージをグッと引き上げる。まずはソロデビューを果たしたテヨンが「SHALALA」でクール・キュート・セクシー…一曲に多様な魅力を凝縮。そしてドヨン、ジェヒョン、ジョンウによるNCT DOJAEJUNGは「Perfume」で爽やかな色気を放出する。

続いて訪れたNCT DREAMのステージでは、最新曲の「Broken Melodies」「ISTJ」、そして日本デビュー曲「Best Friend Ever」を披露すると、野外の暑さを吹き飛ばすような爽やかさをアピールした。

そんな空気がWayVで一変。うっとりとするほどの流し目を連発させながら「Kick Back」「Nectar」「Phantom」とグループのカラーが写し出された楽曲を連発。テンはフリルがあしらわれたブラウスを美しくはだけさせながら観客の悲鳴をかっさらっていた。そして現れたNCT 127はヒット曲「英雄;Kick It」で熱く幕開け。日本語楽曲「Chain」、そして「2 Baddies」とその場を制するかのような覇王色に満ちたステージを繰り広げ、会場をNCT 127カラー一色に染め上げた。

◆NCT Uで畳み掛け ユウタ「皆にとってもこの瞬間が最高の瞬間になりますように」

日が完全に沈み暗闇に包まれると、ハードな魅力が光るパートへ。ブラックの衣装に身を包んだメンバーたちによる「New Axis」で幕を開くと、「PADO」でヘチャン、シャオジュンらを筆頭にスタイリッシュかつSEXYな世界観へ一気に引き込む。極めつけには、高速ラップで会場中がペンライトを高く掲げて盛り上がる「Misfit」で大きく花火が打ち上がり後半パートの始まりを加速させた。

すると、「The 7th Sense」メンバーの5人が再びカムバックしたことで話題を呼んだ「Buggy Jeans」へ。モダンさと個性的なサウンドが融合されたNCTらしさを打ち出し、そのままテヨンとテンによる「Baby,Don’t Stop」「Call D」で2人だけのキュートかつ色気に溢れたテンポで魅せた。本編ラストにはNCT Uの人気楽曲「Universe」「BOSS」で勢いよく畳み掛け、マークの掛け声で始まる「RESONANCE」で19人の一体となった魅力を最後に出し切った。

アンコールでは、全員がトロッコに乗り込み「Beautiful」でフリスビーを投げながらファンとコミュニケーション。ユウタの「皆にとってもこの瞬間が最高の瞬間になりますように」という言葉をきっかけに始まる「Golden Age」で締めくくった。(modelpress編集部)

◆「NCT NATION:To The World」セットリスト

OP ACT Hands Up
00
INTRO: Neo Got My Back
01 The 7th Sense
02 Limitless
03 Take Off
04 BOOM
05 Black on Black
06 Interlude: Oasis
07 WITHOUT YOU
08 Round & Round
09 Know Now
10 Vroom
11 Kangaroo
12 Coming Home
13 My Everything
14 Good Night
15 From Home
16 SHALALA
17 Perfume
18 Broken Melodies
19 IST]
20 Best Friend Ever
21 Kick Back
22 Love Talk
23 Phantom
24 英雄; Kick It
25 Chain
26 2 Baddies
27 New Axis
28 The BAT
29 Faded In My Last Song
30 OK!
31 PADO
32 Alley Oop
33 Misfit
34 Baggy Jeans
35 Baby Don’t Stop
36 Call D
37 / Universe (Let’s Play Ball)
38 BOSS
39 RESONANCE
40 Beautiful
41 Golden Age

◆「NCT NATION:To The World」日本公演日程

2023年9月9日(土)[大 阪]ヤンマースタジアム長居

OPEN 15:00/START 17:00

2023年9月10日(日)[大 阪]ヤンマースタジアム長居

OPEN 14:00/START 16:00

2023年9月16日(土)[東 京]味の素スタジアム

OPEN 15:00/START 17:00

2023年9月17日(日)[東 京]味の素スタジアム

OPEN 15:00/START 17:00

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