「劣化ウラン弾に放射線による健康被害ない」米がウ軍に供与受けIAEAが見解

あくまでも“放射線”の影響のみ。

ロシアは「非人道的行為」と主張している

 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は2023年9月13日、記者会見でアメリカがウクライナに供与する劣化ウラン弾に関連して「放射線影響による重大な健康リスクはない」と述べました。

 同件は、ウクライナ供与予定であるM1A1「エイブラムス」主力戦車などに向けた徹甲弾として、劣化ウラン弾を送ること決定したことに対する発言となります。 ロシアはこの件を「非人道的行為」「犯罪行為」としており、重大な健康被害を起こすと批判。9月13日にウラジオストクで行われた東方経済フォーラムではウラジーミル・プーチン大統領自身が劣化ウラン弾で、戦場が汚染されていると述べています。 なおIAEAは、劣化ウランの“放射線影響”は問題ないとしましたが、有毒化学物質による燃焼時に発生するエアロゾルを吸い込むことでの健康への影響や土壌汚染などが起きる可能性については認めており、取り扱いに関しては注意をうながしています。

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