埼玉高速鉄道「浦和美園」で巨大病院計画が具体化 駅利用者も増える?

浦和美園駅の利用者激増?

浦和美園駅周辺で巨大病院の建設計画が具体化

 埼玉県は2023年9月12日、さいたま市の浦和美園駅の北東部に建設される「順天堂大学医学部附属埼玉国際先進医療センター(仮称)」の概要を明らかにしました。

 新病院の最寄りとなる埼玉高速鉄道の浦和美園駅は、2001年3月の埼玉高速鉄道線開業と同時に開設。駅周辺は、さいたま市の副都心に位置付けられ開発が進められており、「みそのウイングシティ」として土地区画整理事業が行われてきました。  駅前には巨大な「イオンモール浦和美園」があるほか、駅から北側に1.2km ほど離れた場所には、日本最大のサッカー専用スタジアム「埼玉スタジアム2002」が立地。東北自動車道の浦和ICが近いことから、大型物流施設も開発されています。  計画されている新病院の敷地面積は約7.3ヘクタールで、800床もの病床を有する巨大病院となります。病院棟のほか、教育・研究施設、陽子線治療施設、医療系学部施設、教職員・学生用宿泊施設が整備される見込みです。病院棟の屋上にはヘリポートが設けられます。  整備計画によると、新病院は災害拠点病院としての機能を備え、関連産業も周辺エリアに集積させる方針。研究施設と連携し、浦和美園を中心に「産学連携拠点」を構築することが想定されています。約1600人の医療従事者が勤務する見通しです。今後は、2023年度中に基本設計を確定させ、施工会社を選定。2025年度に着工し、2027年度に竣工する予定です。   浦和美園駅は利用者が増加傾向にあり、新病院の整備によって更なる利用者増が見込めそうです。

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