バイエルン、土壇場被弾でレヴァークーゼンとドロー…ともに開幕連勝「3」でストップ

 ブンデスリーガ第4節が15日に行われ、バイエルンとレヴァークーゼンが対戦した。バイエルンのセカンドチームに所属するU-20日本代表MF福井太智は、トップチームで初のベンチ入りを果たしたが、デビューはお預けとなった。

 ともに開幕3連勝スタートとなった強豪同士のビッグマッチは、開始7分にバイエルンが早速スコアボードを動かす。右コーナーキックからレロイ・サネがインスイングの高速クロスを供給。相手DFの頭に当たってファーポストの方へボールが流れると、これに反応したハリー・ケインが頭で押し込んだ。ケインは加入後4得点目となり、クラブキャリア通算300ゴールを達成した。

 レヴァークーゼンは24分に試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーのアレハンドロ・グリマルドが左足一閃。見事にゴール右上隅を撃ち抜いた。

 その後はお互いが複数回の決定機を迎えたものの、両GKの奮闘もあって1-1のまま終盤を迎える。すると86分、バイエルンが勝ち越しに成功する。ペナルティエリア左からマティス・テルが折り返し、ボックス中央で待ち構えていたレオン・ゴレツカが左足で合わせて押し込んだ。

 しかし後半アディショナルタイム、ヨナス・ホフマンがアルフォンソ・デイヴィスに倒され、レヴァークーゼンがPKを獲得。キッカーを務めたエセキエル・パラシオスがゴール左上に突き刺し、アウェイチームが土壇場で追いつく。

 試合終了間際にはバイエルンのダヨ・ウパメカノがゴールネットを揺らしたものの、これはオフサイドの判定で得点とはならない。勝ち点「1」ずつを分け合い、ともに開幕からの連勝は「3」でストップした。

 バイエルンは20日にチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、23日にリーグ戦第5節で日本代表FW浅野拓磨を擁するボーフムをホームに迎える。レヴァークーゼンは21日にヨーロッパリーグでヘッケン(スウェーデン)と対戦し、24日にハイデンハイムとのリーグ戦第5節を予定している。

【スコア】
バイエルン 2-2 レヴァークーゼン

【得点者】
1-0 7分 ハリー・ケイン(バイエルン)
1-1 24分 アレハンドロ・グリマルド(レヴァークーゼン)
2-1 86分 レオン・ゴレツカ(バイエルン)
2-2 90+4分 エセキエル・パラシオス(レヴァークーゼン)

【ハイライト動画】バイエルン 2-2 レヴァークーゼン

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