谷原秀人、片山晋呉からアドバイス 名手の教えを生かし…笠りつ子は2位発進

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇15日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6534ヤード・パー72>

伸ばしあいとなった愛知決戦で、プロ18年目のベテランもしっかり上位に食い込んだ。笠りつ子が7バーディ・1ボギーの「66」でプレー。首位と3打差の2位タイにつけ、今季最高のスタートを切った。
「バーディがたくさん獲れたのでよかったです!」と明るい声色で振り返る一日。8月は予選落ちが続いていたが、先週のメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は5試合ぶりの通過を果たし、26位タイで終えている。その開幕前に2人の先輩から連絡をもらい、糸口をつかんだ。

かねて親交のある谷原秀人がそのひとり。「ロングパットの練習をするといいよと、谷原さんから伝言をいただきまして。10メートルとか、15メートルとか、ずーっとロングパットの練習をしています」。先週の長崎はかなりの“硬・速”に仕上がったが、今週はそれに比べても“柔・重”。パターの名手からの伝言を受けて、「そこからしっかりやるようになりました(笑)」。ロングパットで距離感をつかむ練習を繰り返し行い、真反対ともいえるグリーンに対応した。

そして、「わたしから連絡しようかな~と思っていたら、逆に連絡をいただきました」というもうひとりは片山晋呉。YouTubeの撮影へのお誘いを受けたのと同時に、スイングを見てもらった。修正してもらったのはアドレスだけ。「ボールの位置が体から離れていた」とそこを修正し、パターについてもアドバイスをもらった。

「まだ1日だけだからね」と控えめなものの、ふたりの先輩からのアドバイスを実践しての好スタート。谷原は北海道でレギュラーツアー、片山は石川県でシニア日本一決定戦を争っているが、その先輩たちに吉報を伝えたい。(文・笠井あかり)

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