“古巣”撃破へ! シャビ・アロンソ監督がバイエルンとの首位決戦へ意気込み「最高の試合に」

 レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、バイエルン戦に向けた意気込みを語った。14日、ドイツ誌『キッカー』がコメントを伝えている。

 現役時代にリヴァプールやレアル・マドリード、バイエルンなどで活躍したシャビ・アロンソ監督は、昨年10月にレヴァークーゼンに就任。昨シーズンは指揮したブンデスリーガ26試合で13勝6分7敗の成績を収め、チームをヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位に導く手腕を発揮した。迎えた今シーズンは開幕から3連勝を記録し、ブンデスリーガ首位に君臨。現地時間15日の第4節では、同じく3連勝中の2位バイエルンとの首位攻防戦に臨む。

 好調で敵地『アリアンツ・アレーナ』に乗り込むシャビ・アロンソ監督は「3試合を終えて首位に立ったことは何の意味も持たないよ」と前置きしつつ、現在のチーム状況について「最も重要なことは3試合を終えた我々が成長を遂げたということだ。このまま続けていきたいが、まだまだ改善すべき点はある。勝ち点『9』があると楽だよ」とコメント。そのうえで、ブンデスリーガ11連覇中の“古巣”を次のように警戒した。

「いつものように、彼らにはトップクラスの選手が揃っており、優れたコーチもいる。わずか3試合で言うのは時期尚早かもしれないが、彼らはリーグで最高のチームを持っているよ。我々が最高のレベルに到達せず、ボールに対して、そしてボールを保持している時に上手くプレーできなければ、試合が難しくなるということを理解しなくてはならない。バイエルンというトップチームとの対戦だからね」

 レヴァークーゼンは“絶対王者”バイエルンを撃破し、4連勝で首位の座を守ることができるだろうか。41歳の若きスペイン人指揮官は「私はいつものようにサポートしようと考えているし、我々にとっては特別なことではない。毎試合できる限り良い準備をしているからね。もちろん相手チームのことも知っている。最高の試合になる」と意気込みを語った。

 注目の一戦は日本時間の16日(土)午前3時30分にキックオフを迎える。

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