ブライトンが敗戦から得た教訓とは?…三笘薫の“相棒”が明かす「解決策を見つける必要がある」

 ブライトンに所属するエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンが、敗戦から学んだ教訓を明かした。14日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 昨シーズンはプレミアリーグで6位という好成績を収め、クラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を果たしたブライトン。ロベルト・デ・ゼルビ監督体制2年目を迎えた今シーズンは、昇格組のルートン・タウンとウルヴァーハンプトン(ウルブス)をともに4-1で撃破するなど、好調な滑り出しを見せた。

 しかし、3連勝を目指して迎えた第3節では、本拠地『アメックス・スタジアム』でウェストハムに1-3で敗戦。ボール保持率は78パーセントにまで上り、シュート本数は相手の倍以上の25本を数えたものの、勝ち点を落とす悔しい結果となった。不動の左サイドバック(SB)として今シーズンここまで全試合にフル出場しているエストゥピニャンは「彼らが後退しスペースを閉ざしていたので、僕たちにとってはプレーするのが困難だった」と試合を振り返りつつ、敗戦から得られた教訓を次のように明かした。

「どのチームも僕たちを研究しているだろう。ウェストハムは宿題をし、試合に向けて非常に綿密な計画を立てていた。それでも、僕たちは良い試合をしたと思う。攻撃的なサッカーを展開するという本質は失わなかったし、ゴールを決めるチャンスもあった。僕たちを犠牲にしたのはカウンター攻撃で、彼らはそれでチャンスをものにしたんだ。素晴らしかったし、それで試合に勝利していたね」

「もちろん、僕たちはそのような状況に取り組んでいくつもりだ。多くのチームはウェストハムのプレーを見て、僕たちとの対戦時に同じような計画を実行してくるだろう。僕たちはこの問題の解決策を見つける必要がある」

 第4節のニューカッスル戦では敗戦を引きずらず、3-1の快勝を収めたブライトン。この試合でも左ウイング(WG)の日本代表FW三笘薫とともに度々サイドを脅かしたエストゥピニャンだが、自らのプレーには常に改善を求めているという。

「僕は毎日取り組んでいるし、自分自身のことをよく考えているよ。集中力も大きく関係しているし、チームメイトの助けも多い。僕が攻撃参加する時には、セントラルMFやセンターバック(CB)は意識して僕のカバーに入らなければならない。今シーズンよく起こることだから取り組んでいるよ。僕たちは日々学んでおり、そのことに時間を割く必要がある。攻撃と守備、あらゆることに取り組んでいるんだ」

 インターナショナルウィーク明け初戦となる現地時間16日のプレミアリーグ第5節、ブライトンは敵地『オールド・トラッフォード』にてマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。三笘とともに左サイドを駆け上がるエストゥピニャンのプレーにも注目だ。

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