レアル&イングランド代表を“頂点”へ!…ベリンガムが闘志を燃やす「すべてに勝ちたい」

 レアル・マドリード所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、2023-24シーズンのタイトル獲得に向けた意気込みを語った。14日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 現在20歳のベリンガムは今夏に推定1億300万ユーロ(現在のレートで約162億円)と報じられた移籍金でレアル・マドリードに加入した。すぐさま攻撃的MFの定位置を掴むと、ラ・リーガでは開幕から4試合連続でゴールネットを揺らすなど、ここまで5得点1アシストと躍動しチームの4連勝に貢献。また、3月に開幕したEURO2024予選ではここまで5試合中3試合に出場し、中盤で安定感あるパフォーマンスを披露している。

 所属クラブだけでなく、代表チームでも絶対的主軸として活躍中のベリンガム。同選手が牽引するイングランド代表は、EURO2024予選でここまで4勝1分無敗と好調を維持しており、来年ドイツで開催される本大会での躍進にも期待がかかっている。20歳の“スーパースター”は、イングランド代表のEURO初優勝、そして1966年の自国開催のFIFAワールドカップ以来57年ぶりのメジャータイトル獲得へ次のように自信を示した。

「ドイツで行われるトーナメントで優勝したい、と明言することを恐れるべきではない。ブックメーカーの優勝候補には興味がなく、僕にとってはその日のチームのパフォーマンスが全てだ。我々にはそれができると思っているし、そのために十分なチームがあると信じている。僕たちにはトロフィーを獲得しようという真の共通の目的があるんだ」

 しかし、ベリンガムが見据えているのはEURO2024優勝だけではない。シーズン終了後に待ち受ける4年の1度の祭典へ闘志を燃やした20歳は、「ゴールやアシストの数、そしてトロフィーの獲得数などの個人的な目標は定めていない」としつつ、次のようにレアル・マドリードでのタイトル獲得にも意欲を示した。

「レアル・マドリードでもイングランド代表でも、全てに挑戦し全てに勝ちたいと思っている。全てのコンペティションへ挑戦し、多くのトロフィーを獲得してシーズンを終える。そんな1年間にしたいと思っているよ」

 ベリンガムにとって“新たな船出”となった2023-24シーズン。果たしてどれだけのタイトルを獲得することになるのだろうか。

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