ライダーカップに初選出 23歳の L・アベルグは12位発進 マキロイ&ホブランとのプレーは「とても良い経験」

<BMW・PGA選手権 初日◇14日◇ウェントワースGC(イングランド)◇7267ヤード・パー72>

DPワールド(欧州)ツアーの旗艦大会「BMW・PGA選手権」の初日は、日没サスペンデッドとなった。欧州期待の若手、ルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)は、5連続を含む7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「68」。4アンダーは暫定12位タイで初日を滑りだした。
予選ラウンドは、レース・トゥ・ドバイ(ポイントランキング)で首位に立つローリー・マキロイ(北アイルランド)と、2022-23シーズンの米国男子ツアー・年間王者に輝いたビクトル・ホブラン(ノルウェー)との組み合わせとなり、大勢のギャラリーがこの注目組の後を追った。

4番でバーディ、9番ではボギーを喫し、イーブンでハーフターンとなったが、そこから圧巻のプレーを披露。11番ではおよそ60センチメートルにアプローチを寄せ、バーディ。そこから15番まで怒涛のプレーを続け、5ホール連続でバーディを奪い、一時は首位に躍り出た。しかし、17番ではダブルボギーを喫し後退。最終18番パー5で2パットのバーディを奪いこの日を締めた。

「幸運なことに今日はいくつか良いショットが打てたし、パットもいくつか決めた。もう少しバーディを決めてミスを減らし観客を盛り上げることができれば良かったが、それでもウェントワースは素晴らしい雰囲気だった」と欧州ツアーの旗艦大会初出場となった初日を振り返った。

23歳のアベルクは、2022年に世界アマチュアランキングで1位に立った逸材で、同ランク1位のまま今年6月にプロ転向。今月、スイスで行われた「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」でツアー初優勝を果たし、2週間後に行われる欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」のメンバーにも選ばれた欧州期待の若手の1人だ。

ライダーカップでチームメイトとなるマキロイとホブランとともにラウンドしたアベルグは、「あの2人と一緒にプレーするのは本当に楽しかった。明らかに彼らのゴルフのレベルはかなり驚くべきもので、私にとってはとても良い経験だった」と興奮気味に話した。

2歳年上のホブランは、この大観衆の前で過ごすことが2週間後のライダーカップでのアベルグを助けるだろうと話す。「ここ数カ月の彼のプレーを見ると、プロになってそれほど長くは経っていないが、確かに今この瞬間を恐れているようには見えない。今週は彼にとても良い経験になるだろう」とアベルグに期待を寄せた。

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