“今推しにやってほしいダンスチャレンジ”「GENTO」生んだSB19とは?P-POPが異例のブーム

【モデルプレス=2023/09/13】今TikTokやInstagramリールで見ない日はないほど流行中の「GENTO」ダンスチャレンジ。異例のロングヒットミームを生み出したフィリピン発のボーイズグループ・SB19(エスビーナインティーン)とは?

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◆今1番推しにやってほしい?「GENTO」ダンスチャレンジが流行中

「GENTO!GENTO!」と繰り替えす中毒性のあるフレーズと、腰ヒットを駆使したインパクト大のダンスが目を奪う「GENTO」のダンスチャレンジが流行している。

楽曲がリリースされたのは5月だが、フィリピンから東南アジアを中心に流行し、8月にはK-POPアイドルの間で空前のブームに。9月に入ってからはグローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)のメンバーが挑戦するなど、日本にも到達した「GENTO」ブームは止まるところを知らず。

そのカッコよさからSNS上では“推し”に「GENTOをやってほしい!」というファンの声が多数寄せられ、実際にアイドルの「GENTO」のチャレンジ動画には「GENTO待ってました!」「ついにGENTOキタ!」という歓喜のコメントが殺到。“今1番推しにやってほしいダンスチャレンジ”と言っても過言ではない事態となっている。

◆最も人気のあるP-POPボーイズグループ・SB19とは?

この「GENTO」を歌うフィリピンのボーイズグループ・SB19 は、P-POP(フィリピン-POP)で最も成功し、最も人気のあるグループと言われている5人組。2021年には米ビルボード・ミュージック・アワードでBTS、アリアナ・グランデ、SEVENTEENと共に、東南アジアアーティストとしては初めて「トップ・ソーシャル・アーティスト」にノミネートされ話題となった。

2018年10月にデビューした彼らは全員がフィリピン人であるものの、実は韓国のエンターテインメント会社ShowBT EntertainmentがK-POPのトレーニングシステムで育成。現在は独立しているが、デビュー当初は楽曲も韓国作曲家がプロデュース。日本のNiziUのように、K-POPを外国の音楽市場にローカライズしたグループとしてデビューした。グループ名の「19」も、フィリピン(+63) と韓国 (+82) の国番号を合わせた19(6+3+8+2)に由来するという。

2019年に2nd Single 「Go Up」のダンス練習動画がTwitterで拡散されたことで一気に人気に火が付き、全員の圧倒的な歌唱力、K-POPトレーニングシステムで培った一糸乱れぬダンス、ポジティブなメッセージを伝える楽曲でコロナパンデミック中にもファンが増加。米ビルボードチャートでもフィリピンアーティストとして複数の初記録を打ち立て、6th Single「Mapa」は2021年にGoogleの世界で最も検索した曲で5位に輝いた(BTSの「Butter」は7位だった)。

流行中の「GENTO」の歌詞はフィリピン語の言葉で“このように”を意味する“gento”や、“財産”を意味する “ginto” をかけた言葉遊びで、小さな努力の積み重ねこそが成功につながるというメッセージを伝えているそう。ちなみにMVには“bento” という歌詞と共に日本スタイルの“弁当” が登場する興味深いシーンもある。

そして今年はK-POPアーティストが多数出演する音楽アワード「2023 Asia Artist Awards」がフィリピンで開催予定。SB19の出演は決定していないものの、彼らとK-POPアーティストの共演や「GENTO」コラボがあるのでは?と期待の声が殺到中だ。(modelpress編集部)

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