【モデルプレス＝2023/09/13】TBSの安住紳一郎アナウンサーが13日、総合司会を務める同局系情報番組「THE TIME,」（毎週午前5時20分～）に出演。ジャニーズ性加害問題を受け所属タレントを起用した広告が相次いで中止されていることが報じられ、その件に関してコメントした。
【写真】藤島ジュリー景子氏、会見で涙の訴え
◆安住紳一郎、ジャニーズタレント起用についてコメント
「ニュース関心度ランキング」で1位になった話題として日本マクドナルド株式会社や花王などの企業による、ジャニーズタレントのCM起用の見直しが相次いでいることを報じた同番組。起用見直しについて安住アナは「グローバルな企業が広告を中止している中で、テレビ業界は動きが鈍い」と視聴者からの意見を紹介した上で「テレビやラジオ局、メディアもジャニーズ事務所と取引をしている企業の側面があります」と語った。
続けて、7日に発表されたTBSとしての見解を伝えた上で「東山紀之新社長も『メディアとは、これからしっかり話し合いをしながら見直すべきところは見直していく』と話されていました。私も個人的にそう思います」と意見。「メディアや芸能事務所、特にキャスティングに関するルールは、是非この機会に禁止事項などルールをしっかり作るべきだと思っています」と主張した。
◆ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニーさんからの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、現在の代表取締役社長・藤島ジュリーK.氏による動画と文書を公開。
5月26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表した。
その後、8月29日には再発防止特別チームは調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言。その後の会見で調査報告書について説明を行った。（modelpress編集部）
情報：TBS
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