レアル、“快足SB”アルフォンソ・デイヴィスへの関心を継続…来夏の移籍市場で獲得へ?

 レアル・マドリードが、バイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスへ引き続き関心を寄せているようだ。11日、スペイン紙『マルカ』やイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在22歳のA・デイヴィスは爆発的なスピードを誇る左サイドバック(SB)。2019年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンへ完全移籍すると、徐々に出場機会を増やし、現在に至るまで主力として活躍している。バイエルンでのこれまでの通算成績は公式戦157試合出場8ゴール28アシスト。また、2017年6月にデビューを飾ったカナダ代表では、攻撃的なポジションでもプレーしている。

 そんな若き“快足SB”に対し、かねてから熱烈な関心を寄せているのがレアル・マドリード。今夏には獲得の可能性を模索するべく、クラブ幹部が2度に渡ってミュンヘンへ赴いたとも報じられていた。実際には下部組織出身のスペイン代表DFフラン・ガルシアを左SBの新戦力として迎えたため、今夏のA・デイヴィス獲得は実現しなかったものの、スペインの“白い巨人”は引き続き同選手の動向を注視し続けているという。

 報道によると、昨年夏のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ、今夏のイングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入により中盤の若返りに成功したレアル・マドリードは、他のポジションにも若手の実力者を迎え入れたいと考えているとのこと。フランス代表DFフェルランド・メンディが負傷離脱を繰り返している左SBが要補強ポジションとなっており、A・デイヴィスが“トップターゲット”に据えられているようだ。

 なお、A・デイヴィスとバイエルンとの現行契約は2025年6月末まで。クラブはかねてから契約延長交渉に臨んでいるものの、現時点で新契約の締結には至っておらず、選手本人がレアル・マドリード移籍に興味を示しているとの噂も挙がっている。報道によると、契約満了まで1年を切る来年夏のタイミングでレアル・マドリードが具体的なオファーを提示する可能性が高いようだ。

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