アーセナル、主将ウーデゴーアとの契約延長に向け交渉中か…現行契約は2025年夏まで

 アーセナルが、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアとの契約延長に向けて動いているようだ。9日、イギリスメディア『トークスポーツ』が伝えている。

 昨シーズンは合計248日間に渡りプレミアリーグ首位に在籍しながら、最終盤の失速により優勝を逃したアーセナル。20年ぶりの覇権奪還を目指す2023-24シーズンに向けて、クラブは今夏の移籍市場で大型補強を敢行。イングランド代表MFデクラン・ライスら即戦力4名を獲得し、戦力の拡充に成功した。

 また、クラブは主力を担う若手選手たちとの契約延長交渉もかねてから進行。昨年10月にはブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、今年に入って同FWガブリエウ・マルティネッリ、イングランド代表GKアーロン・ラムズデール、イングランド人FWリース・ネルソン、フランス代表DFウィリアン・サリバ、イングランド代表FWブカヨ・サカとの新契約締結を次々と発表している。

 そうしたなか、現在アーセナルは“絶対的司令塔”として活躍中の主将ウーデゴーアとの契約延長に向けて動いているようだ。クラブ側は同選手のこれまでの活躍を高く評価しており、新たな長期契約を締結するべく、選手との交渉を進めているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、交渉は今後数週間または数カ月に渡って継続される可能性があるようだ。なお、アーセナルとウーデゴーアとの現行契約は2025年6月末までとなっており、満了まで2年を切っている。

 現在24歳のウーデゴーアは半年間のレンタル加入を経て、2021年夏に推定3400万ポンド(現在のレートで約62億円)でアーセナルへ完全移籍。加入直後からミケル・アルテタ監督の信頼を勝ち取り主力に定着すると、主将に就任し迎えた昨シーズンは公式戦45試合の出場で15ゴール8アシストを記録し、チームの躍進を支えた。今シーズンもプレミアリーグで全4試合に出場し、ここまで2ゴールをマークしている。

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