調布市に東急8500系が来たぞ! 公開は「トーキューの日」 方向幕に要注目

精神科病院「東京さつきホスピタル」に設置されます。

クラファンで5000万円超えが集まる

 東急田園都市線などで長年使われた東急8500系電車は、2023年1月に定期運行を終了後、うち1編成の先頭車両が精神科病院「東京さつきホスピタル」(東京都調布市)に購入されました。車両は4月26日、古巣の長津田車両工場(横浜市緑区)を旅立ちました。 それから約4か月。東京さつきホスピタルでは、8500系の設置に向けた準備などが進められ、同院によると10月9日(月・祝:トーキューの日)、一般公開するとのことです。 購入から運搬、そして設置には、計7500万円ほどかかったそう。うち5000万円をクラウドファンディングしましたが、これは鉄道系で歴代2位の金額だったといいます。 東京さつきホスピタルは、「明るく開放的で、どなたでも気軽に利用していただける精神科病院」を目指しています。「用があってもなくても、精神科病院に行ったっていい。もっと気楽に精神科病院を使ってほしい!」との思いから、「8500系がそこにあったら(中略)何だか子どもの頃に戻ったようなワクワク感を味わえそう」と設置を決めたそうです。 公開時刻など詳細は、改めて告知されます。

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