「ポーランドさん買わない?」最新F-15EX「イーグルII」戦闘機 ボーイングが積極セールス

米空軍の調達数が減った分、海外セールスに力入れているみたい。

最も優れた多用途戦闘機いりませんか?

 大手航空機メーカーのボーイング社は2023年9月7日、ポーランドで行われている国際防衛産業展示会(MSPO 2023)にF-15EX戦闘機を展示すると発表しました。 F-15EXは、航空自衛隊なども導入・運用しているF-15「イーグル」戦闘機のシリーズ最新型で、アメリカ空軍では「イーグルII」という愛称を付与しています。 

 ベースになっているのは戦闘爆撃機型であるF-15E「ストライクイーグル」で、飛行制御システムをフライバイワイヤにし、デジタル式コックピットを備えるほか、最新のAESA(アクティブ・フェイズド・アレイ)レーダーや世界最速のミッションコンピューターなどを搭載し、大幅に性能向上を図っているのが特徴です。 初飛行は2021年2月2日にセントルイス工場に隣接するランバート国際空港で行っており、これまでに2機がアメリカ空軍に引き渡されています。  ボーイングいわく、F-15EXは高速性と長大な航続距離、豊富な兵装搭載量を兼ね備えた先進的な戦闘機であり、最も優れた多用途戦闘機だそう。加えてNATO(北大西洋条約機構)での優れた相互運用性、サポート性も有する一方、価格は手ごろで、ポーランドの国防力を向上させるのに最適としています。  なお、ボーイングは30年以上前からポーランドに現地法人を開設しており、ワルシャワ(本社)以外に、グダニスクやジェシュフなどに拠点を設けて、1000人以上の雇用を生み出しています。

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