スホーイ戦闘機導入の布石か? イラン空軍がロシア製ジェット練習機を受領

軽攻撃機にも転用可能な機体です。

Su-30やSu-35のパイロットを育成するのに使用

 イラン・イスラム共和国軍(以下イラン軍)は2023年9月3日、ロシア製のYak-130航空機2機がエスファハーン(イスファハン)にある飛行場に到着、イラン側に引き渡されたと発表しました。

 Yak-130は、1996(平成8)年4月26日に初飛行した2人乗り(複座)のジェット練習機で、すでに約200機が製造され、ロシア海軍航空隊や同空軍、ベラルーシ空軍などで運用されています。また練習機としてだけでなく、武装を施せば軽攻撃機としても用いることができます。 イラン軍の説明によると、Yak-130は、Su-35SやSu-30SM2といった、より高度なロシア製軍用機のパイロットを育成するために使うそうです。ただ、今年(2023年)7月には、ロシアから購入予定だったスホーイSu-35戦闘機に関する契約が決裂したことをイラン国防軍需省が示唆したとの報道もあり、スムーズにロシア製戦闘機がイラン空軍で運用を始めるかは不明です。

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