バンカーから寄せたいなんて贅沢は言わない……最低限、脱出だけは! という人用の打ち方があった

バンカーが苦手という人の中には、ちゃんとエクスプロージョンショットをしているのにボールが飛ばない人がいます。打ち方を大きく間違えているわけではなく、砂を取る量が多過ぎて、つまりダフり過ぎが原因でボールに力が伝わっていないケースがあるんです。
適度な量の砂を取りつつも、しっかりとボールを飛ばすために、フォローを大きくしてみてください。スイングの勢いでピンまで砂を飛ばすイメージです。大きくスイングを変える必要はなく、ただ砂を飛ばすイメージを持つだけで、クラブの入射角が変わり、深く入り過ぎることを防げますよ。砂を取る量を調節して距離感を打ち分ける、というような繊細なことは置いておいて、とにかく脱出優先! ということであればオススメの打ち方です。

大きく振るとクリーンに当たって、ホームランになりそう。そんな心配は、ボールと体の距離を一定に保つことでなくなります。ヒザの高さを変えずに振ってみましょう。

渕上博俊
ふちがみ・ひろとし/1967年生まれ、神奈川県出身。日本大学ゴルフ部で腕を磨きプロ転向。現在はシニアツアーに挑戦しながら、湘南銀河大橋ゴルフにてレッスン活動中

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