NEWS小山慶一郎、ジャニーズ事務所の社名継続に言及「各タレントにヒアリングがあった」

【モデルプレス=2023/09/07】NEWSの小山慶一郎が9月7日、木曜レギュラーを務めるMBSテレビ「よんちゃんTV」(毎週月〜金曜日午後3時40分~)に生出演。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐりジャニーズ事務所が都内にて実施した会見内で発表された社名の継続について思いを明かした。

【写真】ジャニーズ事務所「再発防止特別チーム」について説明 元マネージャーの“性加害報道”も調査へ

◆小山慶一郎「ジャニーズ」社名継続に言及

この日の放送では会見の内容を取り上げていた。その中で「ジャニーズ事務所」の社名継続を発表したことについて、小山は「賛否あると思いますし、正解も不正解もないと思うんですけど」と前置きしつつ、事務所から各タレントに社名についてのヒアリングがあったと告白。そして小山自身は「僕は残してほしいという風に言いました」と思いを明かした。

「この会社に入って23年、あまりに愛着と言いますか、ジャニーズという誇り、プライドがあって。それは諸先輩方が作ってきた伝統だったり歴史を受け継ぎたいという意味の名前(ジャニーズ)なんです。この名前を背負って改革していくっていうことを信じたかった」とコメント。なお、東山紀之新社長が「今は」と話していたことに触れ、いずれ変更する考えがあるかもしれないとも言及。小山は「そこはタレントとして新社長がどうするのか一緒に考えて見ていきたい」と強く語った。

同日の会見には、辞任する藤島ジュリー景子前社長、東山新社長、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦、ジャニーズ事務所の顧問である木目田裕弁護士が出席。テレビ局や新聞社、WEB媒体など約300人のマスコミが出席。質疑応答では報道陣からの質問が止まず、会見は4時間を超えた。

◆ジャニー喜多川氏の性加害認める 東山紀之が新社長・年内をもって表舞台引退

会見の冒頭では、藤島氏、東山新社長が故・ジャニー喜多川氏の性加害を認め、謝罪。ジュリー氏は「9月5日をもって経営責任をとり辞任いたしました。新しい代表取締役社長は本日同席しております、東山紀之になります」と発表し、東山は新社長に就任するとともに「年内をもって表舞台を引退します」とした。

その後、東山は現在メインキャスターを務めているテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」を降板したことを表明。理由については「(ニュースキャスターは)平等性を持たないといけないということですから、会社の社長になるということで、その方向で判断をさせていただいた」と伝えた。

「ジャニーズ事務所」の社名は継続するとし、東山は「これだけの犯罪ですから、これ(社名)を引き続き守るべきなのか。いろんな解釈がみんなの中にもありました」とした上で、ジャニー氏の名前としてではなく「ジャニーズ」という1つの表現として存続していきたい意向を説明。

記者からは「多くの被害を出した方の名前を頭に乗っけるのは、あまりにも常識外れでは」といった声も飛んだが、東山は再発防止特別チームの提言を踏まえた上で決めたと話し「今後はそういうイメージを払拭できるほど、頑張っていくべきなのかなという判断を、今はしています」とした。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。

そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。(modelpress編集部)

情報:MBSテレビ

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