ドイツ代表、負傷中の“逸材”MFムシアラは7日に合流予定か…日本戦の出場は不透明

 今月に2つの国際親善試合を控えているドイツ代表だが、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)の出場可否は依然として不透明なようだ。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 EURO2024開催国のドイツは同大会の予選を免除されており、9月のインターナショナルウィークでは2つの国際親善試合を予定。現地時間9日にはヴォルフスブルクにて、昨年のFIFAワールドカップカタール2022・グループステージで敗れた日本代表と、12日にはドルトムントにて同大会で準優勝を飾ったフランス代表と対戦する。

 グループステージ敗退に終わったFIFAワールドカップカタール2022後は、5試合を戦いわずか1勝しか挙げられていないドイツ代表。日本戦、フランス戦の結果次第では解任の可能性もあると報じられているハンジ・フリック監督は、先月31日に“運命の2連戦”に臨むメンバーを発表。主力が順当に名を連ねたなか、負傷により状態が心配されていたムシアラも招集された。

 しかし、若き“逸材”MFの負傷は完治しておらず、日本戦およびフランス戦を欠場する可能性も浮上しているという。先月23日のトレーニング中に左ハムストリングの肉離れを負ったムシアラは、現在もクラブでリハビリトレーニングに励んでいるとのこと。報道によると、当初は現地時間6日水曜日にドイツ代表活動へ向かう予定だったものの、合流予定日が7日木曜日に延期されたという。現時点で9日の日本戦に出場する可能性は低く、フリック監督もムシアラ不在を想定したうえで、実戦への準備を進めているようだ。なお、12日のフランス戦については「半分の時間でプレーする可能性がある」と報じられている。

 現在20歳のムシアラは2021年3月にドイツ代表にデビュー。昨年のFIFAワールドカップカタール2022では全3試合でスタメン起用されるなど、ここまで国際Aマッチ通算23試合に出場し1ゴール3アシストを記録している。また、所属するバイエルンでは既に公式戦通算127試合に出場し31ゴール23アシストをマーク。合計10個のタイトル獲得を経験している。

 また、昨シーズンのブンデスリーガ得点王で、今夏にドルトムントへ移籍したFWニクラス・フュルクルクについても、腱に負傷を抱えていることから2連戦の出場が不透明とのこと。なお、ドイツサッカー連盟(DFB)は4日、フュルクルクの負傷を踏まえ、FWトーマス・ミュラー(バイエルン)の追加招集を発表している。

 ドイツ代表vs日本代表の一戦は、日本時間の10日(日)03:45にキックオフ予定。試合の模様はNHK・総合テレビにて生中継される。

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