チェルシーに戻る意思なし? レアルにレンタル移籍のGKケパ「残りたい」

 チェルシーからレアル・マドリードにレンタル移籍中のスペイン代表GKケパ・アリサバラガは来季以降もレアル・マドリードでのプレーを続けることを望んでいるようだ。

 現在28歳のケパはアスレティック・ビルバオで活躍した後、2018年夏にGK史上最高額となる7100万ポンド(現在のレートで約130億円)でチェルシーに加入した。一時は控えに降格したものの、昨シーズン途中に正GKの座を奪還するなど、公式戦通算では163試合に出場。新シーズンはチェルシーが夏の移籍市場でスペイン代表GKロベルト・サンチェスを獲得したことから、熾烈な定位置争いが予想されていたが、ベルギー代表GKティボー・クルトワの負傷もあってレアル・マドリードへのレンタル移籍を果たした。

 レンタル移籍期間は2024年6月30日までとなっており、買い取りオプションなどは付随していないと報じられていることから、来夏には2025年夏まで契約を残すチェルシーに復帰することが既定路線となっている。

 しかし、ケパはスペインメディア『COPE』で「僕の意図は(レアル・マドリードに)1年以上残ることだ」とさらにとどまることを希望していると明言しながら、「電話は数回だけだった。なぜなら、レアル・マドリードからの電話だったからね。話は違う。チェルシーでのプロジェクトは正しいものではないと感じていたんだ」と語った。

 また、スペイン紙『マルカ』ではバイエルン移籍の可能性から一転してレアル・マドリードへの移籍を決断した経緯についても回想。「レアル・マドリードというのはレアル・マドリードだ。レアル・マドリードから電話があればそれは簡単だ。チェルシーにいる時に3度対戦した。(サンティアゴ・)ベルナベウに来た時にはいつも左に曲がってゲスト側のロッカールームに行っていたけど、僕は常に右に曲がってホームのロッカールームに行きたかったんだ」と同クラブでプレーしている喜びも口にした。

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