ライダーカップ、欧州チームメンバーが決定! ドナルド主将の選出は?

イタリア、ローマのマルコ・シモーネG&CCで9月29日に開幕する今年のライダーカップ。米国チームはすでに12選手が確定したが、対する欧州チームの主将を務めるルーク・ドナルド(イングランド)がロンドンで6選手を発表した。
ドナルド主将が「若い力と経験、うまくバランスをとりたかった」と選んだのはベテラン3選手にルーキー3選手。
ベテランからは6度目の出場となるジャスティン・ローズ(イングランド)、3度目の出場となるトミー・フリートウッド(イングランド)、2021年に続く2度目となるシェーン・ローリー(アイルランド)を選出。

そしてルーキーはロングヒッターで知られるルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)、ニコライ・ホイガード(デンマーク)、セップ・ストレイカ(オーストリア)の3人を選んだ。前週のDPワールド(欧州)ツアー「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」終了時点のポイント(ワールドポイント3選手、欧州ツアーポイント3選手)でチーム入りした6選手は…

ローリー・マキロイ(北アイルランド)
ジョン・ラーム(スペイン)
マシュー・フィッツパトリック(イングランド)
タイレル・ハットン(イングランド)
ビクトル・ホブラン(ノルウェー)
ロバート・マッキンタイア(スコットランド)

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーを擁する米国チームだが、2位マキロイ、3位ラームは欧州チーム。そして4位のホブランは、米国男子ツアーのプレーオフシリーズ「BMW選手権」と「ツアー選手権」を制して年間王者に輝いたばかり。「欧州チームは素晴らしい選手層が集まった」とドナルド主将が自信を覗かせるのも納得だ。欧州チームがホームで敗退したのは1993年、アイルランド大会が最後。一方で前回大会の2021年、米ウイスコンシン州のウイスリングストレーツ大会では米国チームが19-9で圧勝を飾っている。

「これから数週間はすごく楽しみ。ローマで我々は全力を尽くす」とドナルド主将が声を弾ませた。(文・武川玲子=米国在住)

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