名古屋にさらなる痛手…MF米本拓司が右膝内側半月板損傷、全治は明かされず

 名古屋グランパスは4日、MF米本拓司の負傷について発表した。

 今回の発表によると、米本は先月21日のトレーニング中に負傷。診断結果は右膝内側半月板損傷で、全治は明かされていない。

 1990年12月3日生まれの米本は現在32歳。2019年にFC東京から名古屋グランパスに加入すると、湘南ベルマーレへの1年間のレンタル移籍を挟んだものの、在籍4シーズンで公式戦通算124試合に出場している。今シーズンは長谷川健太監督が標榜する“ファストブレイク”における起点となり、ボール奪取からの縦パスでチャンスを演出していた。なお同選手は、これまでに両膝の前十字じん帯を損傷するなど3度の大ケガを負っているが、その度に不屈の闘志で長期間に渡るリハビリを乗り越えて、ピッチに戻ってきている。

 シーズン序盤戦から好スタートを切り、13年ぶりとなるリーグ優勝も現実味が帯びている名古屋グランパス。しかし先月のFWマテウス・カストロ退団以降に失速すると、8月下旬には公式戦3連敗を喫し、試合後には選手とサポーターが衝突。2日に行われた明治安田生命J1リーグ第26節横浜FC戦で引き分け、連敗を断ち切ったが、首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は『6』に開いてしまった。

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