レヴァンドフスキのPKが決勝点! バルセロナがラ・リーガ3連勝…オサスナとの接戦制す

 ラ・リーガ第4節が3日に行われ、オサスナとバルセロナが対戦した。

 リーグ連覇を目指すバルセロナは、開幕節でヘタフェとスコアレスドローに終わったもののその後は2連勝を記録。敵地に乗り込んだ前節はビジャレアルとの壮絶な撃ち合いを4-3で制した。3連勝を目指す今節は、同じく連勝中のオサスナとのアウェイ戦に臨む。バルセロナはロベルト・レヴァンドフスキやガビ、フレンキー・デ・ヨングらに加え、16歳のラミン・ヤマルがスタメンに名を連ねた。

 バルセロナは開始直後に決定機を創出。F・デ・ヨングがボックス左角付近からクロスを送ると、イルカイ・ギュンドアンが競り合ったボールがゴール前に溢れる。走り込んだF・デ・ヨングのハーフボレーは右ポストを叩き、押し込みにかかったレヴァンドフスキのシュートも惜しくも枠を外れた。10分にはヤマルがボックス内に侵入しカットインから左足でシュート。相手DFのブロックに阻まれたボールにギュンドアンが詰めたが枠を捉えることができない。

 その後は拮抗した展開が続く。オサスナは23分、ホセ・アルナイスがボックス内左にドリブルで侵入し、角度のないところから左足を振り抜くも、シュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのセーブに阻まれる。対するバルセロナはボール保持率を高めるも、ゴール前に人数をかけるオサスナの守備に苦戦し、なかなかシュートに持ち込めない展開が続く。

 スコアレスで迎えた前半アディショナルタイム、右CKを獲得したバルセロナはギュンドアンの精度の高いクロスにジュール・クンデが頭で合わせ、先制に成功する。その直後に前半終了の笛が吹かれ、アウェイチームの1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半もバルセロナがボールを保持する展開が続く。55分過ぎにかけてはフェラン・トーレスと今夏にレンタル加入のジョアン・カンセロを投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、なかなか効果的な攻撃を繰り出すことができず、オサスナのペースで試合が進んでいく。すると76分、エセキエル・アビラがボックス手前から左足を振り抜くと、強烈なシュートが左ポストに当たってゴールネットを揺らした。オサスナが試合を振り出しに戻す。

 追いつかれたバルセロナは80分にオリオール・ロメウを下げてジョアン・フェリックスを投入。するとその直後の81分、F・デ・ヨングの浮き玉パスでボックス内に抜け出したレヴァンドフスキがアレハンドロ・カテナに倒されPKを獲得。VARの介入によりカテナにはレッドカードが提示された。このPKをレヴァンドフスキが自ら沈め、バルセロナが勝ち越しに成功する。

 その後はオサスナが攻勢を強めるも同点ゴールは生まれず、試合は1-2で終了。接戦を制したバルセロナがラ・リーガ3連勝を飾った。次節、オサスナは17日にアウェイでヘタフェと、バルセロナは16日にホームでベティスと対戦する。

【スコア】
オサスナ 1-2 バルセロナ

【得点者】
0-1 45+1分 ジュール・クンデ(バルセロナ)
1-1 76分 エセキエル・アビラ(オサスナ)
1-2 86分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バルセロナ)

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