高橋文哉&堀田真由、竹内涼真「君と世界が終わる日に」劇場版新キャストに決定 タイトル・公開日・ティザービジュアルも解禁

【モデルプレス=2023/09/04】俳優の竹内涼真が主演を務めるドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズ。映画化のタイトルが「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」、公開日が2024年1月26日に決定。合わせて、俳優の高橋文哉と堀田真由が同作に出演することが発表された。

【写真】高橋文哉&めるる、腕組みでキス?

◆「きみセカ」劇場版に

本作は、2021年1月に日本テレビ×Hulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタート。ゴーレムウイルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバル、引き裂かれた恋人たちのラブストーリーと濃厚な人間ドラマを描いていく「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。

その後も、Season2~4まで動画配信サービスHuluで独占配信され、10万本以上の作品がある中2年連続で年間視聴者数ランキング1位を獲得(※2021年、2022年)した。Huluオリジナルドラマの映画化は本作が初めてとなる。

◆「きみセカ」竹内涼真が続投

日本は、突如として“ゴーレム”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された。間宮響(まみや・ひびき/竹内涼真)は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美(おがさわら・くるみ/中条あやみ)を守るため、そこで出会う仲間たちと前を向きながら戦ってきた。死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だが、Season3では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまうという衝撃の展開を迎える。来美の死の間際、2人の間にたったひとりの愛娘・ミライが産まれるも、何者かに奪われ連れ去られてしまう。ミライを探し、絶望の淵を彷徨い続ける響。滅びゆく世界で闇落ちしていく響にたった1つ残された希望は、“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市だった。そこには特権階級が区分けされた2棟の高層タワーがそびえ立ち、一方は上層階級の人々が住むタワー。そして、もう一方の“研究タワー”最上階では人類の存亡をかけたゴーレムウィルスに対するワクチン(治療薬)の開発が行われていた。

そこには、響の最愛の娘であり、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていたのだった。ミライを救うため、響は研究タワーを登ろうとするが、そこには想像を絶する数々の試練が待ち受けていた。果たして、響は愛する人が残した唯一の娘・ミライを救うことができるのか。

仲間からの信頼が厚く、大切な人を守るために命懸けで闘ってきた“絶対諦めない男”間宮を演じるのは竹内。約3年間同じチームの仲間たちと作り上げてきた間宮の集大成となる。監督は、映画「ブラック校則」(2019)や日本テレビ系ドラマ「美食探偵 明智五郎」(2020)、「霊媒探偵・城塚翡翠」(2022)など、幅広いジャンルの人間ドラマに定評のある菅原伸太郎がメガホンをとる。そして、主演の竹内が出演していたドラマ「下町ロケット」(2018)や「半沢直樹」(2019)、映画「七つの会議」(2019)など緊張感のある重厚な作品から、直近では日本テレビ系4月期ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(2023)などテンポよく展開する爽快な物語を得意とする丑尾健太郎が脚本を務める。

◆高橋文哉&堀田真由「きみセカ」出演決定

劇場版から参加となる高橋は、これまでのイメージを打ち破る“とび職人役”に初挑戦。ぶっきらぼうでありながらもまっすぐで男気溢れる熱い男・柴崎大和(しばさき・やまと)を体当たりで演じ、竹内扮する響と共に闘いながら、ユートピアにそびえたつ研究タワーを登っていく。今作への出演について、「この作品の本をいただいた瞬間に、今まで見せたことのない僕の顔・芝居・声をこの作品で届けたいと思いました」と熱く前のめりに語った。

そして、竹内と同じく仮面ライダー出身の高橋は「作品にも人にも役にも愛がある涼真さんのようになりたいと思って、現場で少しずつ真似をしていたら、周りから似てきたねって言ってもらえて嬉しかったです。(笑)」と竹内への憧れを露わにし、竹内自身も高橋の印象を「どこか自分と似ている部分があるなと感じるし、大和役にも凄くハマっているので、きみセカに必要な熱さをもった彼が引き受けてくれて嬉しいです」と、互いに慕いあっている様子だ。

同じく劇場版からの参加となるのは、2023年にはドラマ6本・映画3本への出演・予定を控える堀田真由が、高橋演じる大和の幼馴染で心優しくも芯の強い看護師・羽鳥葵(はとり・あおい)を演じます。葵について堀田は、「本当だったら心が折れそうな瞬間が何度もあったと思うんですけど、それを見せない彼女の強さを出せたらいいなと思いながら演じさせていただきました。」とコメント。現場で堀田の演技を見ていた竹内は「堀田さんは、可愛らしく柔らかい雰囲気を纏っていますが、お芝居では強い意志が出る瞬間が結構あって、とても頼もしく感じました。あとは、この2人のシーンにめちゃくちゃきゅんきゅんしちゃいました(笑)是非注目してもらいたいです」と太鼓判を押した。

◆劇場版「きみセカ」ティザービジュアル・特報解禁

そして、劇場版にパワーアップした「きみセカ」のティザービジュアルと特報映像が完成。「きみセカ」の集大成となる劇場版に相応しく、パワーアップしたティザービジュアルは最愛の人・来美に贈るはずだった婚約指輪を下げた大事なネックレスを握りしめる響。何者かに奪われた愛娘・ミライの無事を強く想うかのように一点を見つめ、傷だらけになりながらも父親としてミライを取り戻す覚悟と決意をひしひしと感じさせる表情に胸が締め付けられる。

その強い意志とは裏腹に、背面が無残にも静かに燃え始め、灰と化し散りゆく響の身体。そして“すべてが、終わる―”という不穏な空気が漂う意味深なコピー。いったい、この終わりは何を指しているのか。

さらに、初解禁となる映画本編の映像を使用した特報映像を公開。ゴーレム化した最愛の人・来美の人生に自らの手で幕をおろす響の痛ましく衝撃的なシーンに“極限ゾンビサバイバル完結”のコピーが残酷にも浮かび上がる。今までのシリーズを通した響の変化や成長がフラッシュし、「死んでくれ間宮」とその命を狙われる響の様子が。懸命に走る葵、銃口を向ける大和、それぞれが必死な形相で守りたいものを守るべく奔走していく姿と共に、「俺はミライの父親だ!」と悲痛な叫びも虚しく最後には響が撃たれてしまう。不気味な「終わる」の文字が意味するところとは。

「きみセカ」ファイナルならではの特別プロジェクトの発表など、今後の情報解禁も控えている。(modelpress編集部)

◆竹内涼真コメント

文哉くんは凄く気持ちのいい人で、見ていてとても清々しかったです。持っている熱量と突き抜けていくパワーがカッコよくて、「きみセカ」にはその熱さが欠かせません。大和役にも凄くハマっていたので、引き受けてくれて嬉しかったです。

堀田さんは、可愛らしく柔らかい雰囲気を纏っていますが、お芝居では強い意志が出る瞬間が結構あって、とても頼もしく感じました。あとは、この2人のシーンにめちゃくちゃきゅんきゅんしちゃいました(笑)是非こちらにも注目して頂きたいです。

今回はシリーズの集大成となるファイナルプロジェクトです。これまでの中でも最高の作品にするために、チーム全員命懸けで撮影に臨みました!
是非劇場で皆さんにお会いできる日を僕も楽しみにしています。

◆高橋文哉コメント

Season1をやっていた時から観ていた作品なので、出演が決まった時は素直にすごく嬉しかったです。この作品の本をいただいた瞬間に、今まで見せたことのない僕の顔・芝居・声をこの作品で届けたいと思いました。

まっすぐで男気溢れる役柄は、演じたことがなかったので正直最初は不安でしたが、監督や竹内涼真さんにたくさん助けていただきました。作品にも人にも役にも愛がある涼真さんのようになりたいと思って、現場で少しずつ真似をしていたら、
周りから似てきたねって言ってもらえて嬉しかったです(笑)。

今まで作ってきたスタッフさんやキャストの皆さんと共に大切に演じましたので、是非存分に楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。

◆堀田真由コメント

これまでドラマ、Huluで配信されていることはもちろん知っていたので映画化と聞いたときは、驚きと共に「きみセカ」の集大成となる作品となるのかなと思いました。そんな大事な部分で葵という素敵な役を演じさせていただけることに喜びと少しの責任を感じました。

今回、葵は幼馴染の大和とはぐれてしまうこととなるのですが、本当だったら心が折れそうな瞬間が何度もあったと思うんですけど、それを見せない彼女の強さを出せたらいいなと思いながら演じさせていただきました。

これまでドラマやHuluを観てくださっている方も劇場版から観ていただく方も楽しめる作品となっています。300人くらいのエキストラの皆さんと一緒に演じた映画ならではのスケールの大きいシーンもあるので、楽しみにしていただけたらいいなと思っています。

◆鈴木亜希乃プロデューサーコメント

見たことがないものを見せる、それがきみセカのモットーです。バカみたいに熱い男・大和には、これまで繊細な役が多かった高橋文哉さんを。まっすぐで芯の強い女・葵には、柔らかく可愛い印象の強かった堀田真由さんを。

これまでのイメージにない、新たな化学反応が見たく、そのためにはこの2人しかいないと思いました。さらにきみセカで一番重要なのは、響を演じる竹内涼真さんとやり合えるかどうかなのですが…2人とも竹内さんと、期待以上の、熱く素晴らしいお芝居を見せてくれました!

劇場版きみセカ、ファンの皆様の期待に応えられるような、シリーズ最高の作品となっています。きみセカの集大成を、そして間宮響の人生を、ぜひ最後まで見届けてください!

◆ストーリー

希望の塔ユートピア。しかしそこは、人間の欲望が生み出した絶望の塔だった。ユートピアではこの世界を救い出す唯一の方法、ゴーレムと呼ばれる化け物に対するワクチンを研究していた。特殊な抗体を持つ一人の少女を研究材料にして――。

少女の名前はミライ。間宮響の娘。響はユートピアに集った5人の男たちと共にミライを救い出す決心をする。父親として覚悟を決めた響。自らの命よりも大切な子供への想いを胸に、襲い掛かるゴーレムたちと戦い続ける。

響には――最期が迫っていた。

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