リヴァプール、今夏4人目の中盤補強へ?…バイエルンMFフラーフェンベルフ獲得に本腰か

 リヴァプールが、バイエルン所属のオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフの獲得を狙っているようだ。30日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 今夏の移籍市場での中盤の補強に動いているリヴァプール。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを早い段階で獲得すると、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(アル・イテファク)とブラジル代表MFファビーニョ(アル・イテハド)の退団を受け、シュトゥットガルトから日本代表MF遠藤航を引き抜いた。

 そんなリヴァプールだが、移籍市場の閉幕が目前に迫ったこのタイミングでさらなる中盤補強に乗り出す可能性があるようだ。関心が報じられているのは、190cmの長身を誇る大型MFフラーフェンベルフ。母国の名門アヤックスで頭角を表した21歳は、昨年夏にバイエルンに完全移籍加入。昨シーズンはスタメン起用の機会こそ限られたものの、公式戦31試合に出場し1ゴール1アシストをマークした。
 
 バイエルンとの現行契約を2027年6月末まで残しているフラーフェンベルフだが、かねてから今夏の退団の可能性が浮上。継続的な出場機会確保を望む同選手が、他クラブ移籍の可能性を模索しているとも報じられている。報道によると、リヴァプールは昨夏および昨冬の移籍市場にてフラーフェンベルフの獲得を検討していたとのこと。当時は契約締結に至らなかったものの、今夏に再び獲得に乗り出しているという。

 既にクラブ間での交渉はスタートしており、バイエルンはオーストリア代表MFコンラッド・ライマーの加入により序列がさらに低下したフラーフェンベルフの放出を前向きに検討しているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リヴァプールは正式なオファー提示に向けた準備を進めており、選手本人もプレミアリーグへの移籍を望んでいるようだ。

 今シーズンはDFLスーパーカップを含め、ここまでわずか9分間の出場に留まっているフラーフェンベルフ。今夏4人目の新戦力としてリヴァプールに加入することになるのだろうか。なお、一方のバイエルンは中盤の戦力拡充に向けて、フルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に動いているという。

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