さよなら「スイッチバック式バスターミナル」 名鉄 東岡崎駅北口の再開発が認可 “昭和感”消滅へ

南口に続き北口もスタートします。

レトロな東岡崎駅が生まれ変わる

 名古屋鉄道は2023年8月25日、名古屋本線の東岡崎駅北口の第一種違位置再開発事業について、愛知県岡崎市より事業認可されたと発表しました。すでに南口は5月に工事着手しており、昭和の名残を色濃く残していた同駅周辺が一新されます。

 北口は現在の駅ビル(東岡崎駅ビル、通称「岡ビル百貨店」)を解体し、駅直結の商業および事務所機能を有する地上9階建ての複合施設を整備。またバスターミナルを再整備することで、交通結節点としての役割を強化します。 施設の1階部分に設けられるバスターミナルは、くし形に配置された乗り場に対してバスが頭から入り、バックして出ていく現行の「スイッチバック式」を廃止し、一般的な通過型のバスターミナルになるということです。 店舗については、駅利用者および来街者をターゲットとし、町の回遊起点として観光ニーズにも対応した店舗や、「電車やバスの乗換え時間等のすき間時間を有意義に過ごせるような店舗誘致」を計画しているといいます。さらに、イベント等多目的に活用できるスペースを一体的に整備するとのこと。 再開発ビルの着工は2027年度内、竣工は2029年度内の予定です。2027年度までに、岡ビルなどは解体される見通しです。

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