青春18きっぷのみで乗船不可に「宮島フェリー」 ICOCA導入の一方で改札方式も変更

ちょっと高くなります。

宮島に「訪問税」を設定

 JR西日本宮島フェリーとJR西日本は2023年8月30日(水)、宮島フェリーへのICOCA導入、ならびにICOCA定期券の発売を開始すると発表しました。合わせて、スマートフォンアプリ「WESTER」を通じたサービスも始まります。

 この変更は、10月1日から「宮島訪問税」の徴収が始まることにともなうもの。9月13日(水)に宮島口の乗り場へICOCAシステムを導入した自動改札機が設置され、ICOCA定期券も発売されます。同日より改札方式も変更され、宮島行きは宮島口で乗船前に改札を実施する方式に変わります。 さらに、10月1日からICOCAで支払う場合は、自動改札機で乗船料と宮島訪問税が自動で引き去られるようになります。これに伴い、宮島訪問税が含まれていないJR連絡乗車券は9月30日をもって発売を終了し、宮島桟橋の券売機も同日に発売を停止します。10月以降は連絡定期券のみの発売となります。 ICOCA定期券は、「JR線との連絡定期券」および「フェリーのみの定期券」を設定。WESTERポイント(チャージ専用)ポイントバック制度も始まります。なおフェリーのみの定期券はモバイルICOCAでの発売はありません。 宮島フェリーといえば、「青春18きっぷ」で乗船できる唯一の航路としても知られます。この扱いはどうなるのでしょうか。 JR西日本中国統括本部によると、青春18きっぷ単独での乗船は不可になるとのこと。宮島口桟橋の券売機で宮島訪問税専用のきっぷを100円で購入し、有人改札で18きっぷの掲出とともに、係員に訪問税用のきっぷを手渡すようになるということです。※一部修正しました(9月4日17時15分)。

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