TBS安住アナ、ジャニーズ性加害問題調査報告書で指摘「マスメディアの沈黙」にコメント「構造的な問題もあるかもしれません」

【モデルプレス=2023/08/30】故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けてジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、調査報告書を公表。これを受けて30日放送のTBS系情報番組「THE TIME,」(毎週午前5時20分~)にて、総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーがコメントした。

【写真】ジャニーズ事務所「再発防止特別チーム」について説明 元マネージャーの“性加害報道”も調査へ

◆安住アナ、ジャニーズ性加害問題へコメント

同番組では、報告書の「マスメディアの沈黙」について取り上げ、「テレビ局をはじめとするマスメディア側としても、ジャニーズ事務所が日本でトップのエンターテインメント企業であり、ジャニー氏の性加害を取り上げて報道すると、ジャニーズ事務所のアイドルタレントを自社のテレビ番組等に出演させたり、雑誌に掲載したりできなくなるのではないかといった危惧から、ジャニー氏の性加害を取り上げて報道するのを控えていた状況があったのではないか」と記載されていることを紹介。

読み上げた安住アナは「世界でもこういう問題、数々あるんですけれども、メディアというのは報道機関とエンタメ部門を兼ねているということがありまして、自然に任せると確かにこういった問題を指摘できなくなる構造的な問題もあるかもしれません」と自らの言葉で伝えていた。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニーさんからの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、現在の代表取締役社長・藤島ジュリーK.氏による動画と文書を公開。

5月26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表した。

その後、8月29日には再発防止特別チームは調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言。その後の会見で調査報告書について説明を行った。(modelpress編集部)

情報:TBS

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