「ロシア製とはおさらばだ!」攻撃ヘリコプター「アパッチ」の最新型がポーランドへ

96機を購入。

ベラルーシ国境の防衛をより強固なものに

 アメリカ国務省は現地時間の2023年8月21日、ポーランド政府へのAH-64E「アパッチ・ガーディアン」の売却を承認したと発表しました。

 国務省の報告書によると、購入数は96機で必要な装備品や関連機器などを含み、購入金額は約120億ドル(1兆8000億円)となるそうです。 AH-64EはAH-64「アパッチ」シリーズの最新型で、エンジンを新型に換装し飛行速度が向上したほか、滞空時間の増加、戦術情報を共有できる新しいデータリンク機能を備えています。 アメリカ国務省はこの売却について、「欧州の政治的安定と経済発展の力である北大西洋条約機構(NATO)同盟国の安全を改善することで、アメリカの外交政策目標と国家安全保障目標を支援するもの」としています。 購入決定の報に、ポーランドのマリウス・ブラシュチャク国防相は公式X(Twitter)で、「重要なニュースです! オースティン国防長官と合意した通り、国務省はアパッチ攻撃ヘリコプター96機の売却を承認しました」と投稿しました。 なお、ブワシュチャク国防相はAH-64E配備先として、以前ベラルーシやウクライナの国境に近い、同国東部に駐屯する陸軍第18機械化師団の名を挙げており、ベラルーシやロシアの脅威に備えるとみられています。

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