“狂騒”の主役は16歳! バルサFWヤマル「与えられたチャンスを生かしたい。前へ進めている」

 バルセロナのスペイン人FWラミン・ヤマルが、27日に行われたラ・リーガ第3節ビジャレアル戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ連勝を目指すバルセロナは、27日に行われた第3節でビジャレアルと対戦した。12分にFWラミン・ヤマルのアシストからMFガビが先制点を挙げると、15分にMFフレンキー・デ・ヨングが追加点。しかしその後は反撃に遭い、3失点を許してスコアをひっくり返されてしまう。それでも、68分にFWフェラン・トーレスが、71分にはFWロベルト・レヴァンドフスキがゴールネットを揺らして再逆転。試合はこのまま4-3で終了し、激しい撃ち合いを制している。

 両チーム通じて7ゴールが生まれた“狂騒”の主役となったのは、16歳のヤマルだった。前節にMFイケル・ムニアイン(現:アスレティック・ビルバオ)らを抜いて、ラ・リーガにおける最年少先発出場記録を塗り替えた“ラ・マシアの神童”は今節、ゴールこそ生まれなかったものの、1アシストに加え、ポスト直撃のシュート2本放つなど存在感を発揮。先発2試合目で、見事にマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得した同選手は「緊張するか? 幸いなことに、僕はそれを恐れていないんだ。そういうことは忘れて、自分の得意なプレーをすることを心がけている」としつつ、「母もすごく応援してくれている。まだ、僕がスタメン出場するのを怖がっているけどね」と胸中を明かした。

 また、ヤマルは「僕たちは先制点で非常に良いスタートを切った。相手に勝ち越されたときは、チームにとって落胆だったけど、立ち直ることができたよ」と回顧。続けて「監督から与えられたチャンスを生かしたい。とても感謝しているし、前へと進めている」と手応えを掴んでいるようだ。

 開幕戦は引き分けたが、その後は2連勝で暫定3位に浮上したバルセロナ。次戦となる第4節は9月3日に行われ、敵地でオサスナと対戦する。

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