鎌田大地、ラツィオ移籍の理由を明かす「多くのオファーを受けていたが…」

 今夏にフランクフルトを退団し、フリー移籍でラツィオに加入した日本代表MF鎌田大地が、移籍先に同クラブを選んだ理由を明かした。24日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がコメントを伝えている。

 現在27歳の鎌田は、2017年夏に加入したフランクフルトで中心選手として活躍し、2021-22シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇にも大きく貢献。昨シーズンも公式戦47試合に出場し16ゴール7アシストを記録するなど存在感を放った。6月末に同クラブを契約満了で退団すると、フリーとなった鎌田にはドルトムントなど数多くのクラブが関心を示していたものの、ミランへの完全移籍加入が目前と報じられていた。しかし、最終的にはラツィオへの移籍が決定。20日に行われたセリエA開幕戦では先発に抜擢され、55分までプレーした。

 そんな鎌田は現地時間24日、ラツィオの新加入選手として記者会見に出席。今夏のラツィオへの移籍については「ここに来られてとても嬉しいし、この機会を与えてくれた全ての人に感謝している。ラツィオには特別な歴史があり、その一員になれたことを誇りに思う」と喜びを露わにした。

 さらに、移籍先にラツィオを選んだ理由については「僕はチャンピオンズリーグ(CL)に挑戦するチームを望んでいて、さまざまなチームから多くのオファーを受けていた。しかし、ラツィオの会長と話し、真っ直ぐな熱意を感じた。また、マウリツィオ・サッリ監督が素晴らしい戦術家であることも知っているし、僕は特に攻撃面で改善の余地があると思う。ブンデスリーガは守備面での成長を助けてくれた。今は攻撃面でも成長したいと思っている」とコメント。CL出場や、クラブの会長と指揮官が移籍の理由の一つであると明かしている。

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