三笘薫、圧巻のドリブル弾を振り返る「相手が嫌がることをしたかった」

 ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、今シーズンのプレミアリーグ初ゴールを振り返った。24日、クラブ公式サイトが伝えている。

 三笘は19日に行われたプレミアリーグ第2節のウルヴァーハンプトン(ウルヴス)戦に先発出場し、15分に得意の左サイドでボールを受けると、カットインから一気に加速。相手DFを置き去りにし、ゴールへと流し込んで先制点をマークした。さらに、46分にはペルビス・エストゥピニャンの追加点をアシストするなど、4-1での勝利に貢献した。

 この試合の活躍により、プレミアリーグ第2節の“チーム・オブ・ザ・ウィーク”(週間ベスト11)に選出された三笘は、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏から「魅力的な走りからゴール・オブ・ザ・シーズン(ベストゴール賞)候補の得点を決めた」と評価されるなど、各方面から称賛の声が上がっている。

 そんな三笘はこのゴールについて「最初のドリブルで突破した瞬間、スペースを見つけることができました」と振り返りながら、次のように続けた。

「ドリブルをしているときに、『自分のスピードなら、もしかしたら突破できるかもしれない』と思っていましたし、彼らがカバーに来るのも遅かったので、それもかなり幸運だったと思います」

「相手が嫌がることをしたかったですし、特に前半はサイドにスペースがありました。クオリティは素晴らしかったと思いますし、ドリブルという点に関しても優れていたのはよかったです」

 開幕からの2試合で1ゴール2アシストを記録している三笘だが、右サイドでプレーしている同僚のイングランド人MFソリー・マーチが2試合で3ゴールを挙げていることから、さらに得点を積み重ねることを目指していると語った。

「監督は僕たちに本当によくやったと言ってくれましたが、マーチは(ウルヴス戦で)2得点決めたのでついていかないといけないですね!でも、彼(ロベルト・デ・ゼルビ監督)はウルヴス戦で失った1点のことについて詳しく語っていたから、常にトップを目指すためにも僕たちはクオリティを磨いていかなければならないです」

 三笘の活躍もあり、2023-24シーズンのプレミアリーグで開幕2連勝を飾ったことで、122年のクラブ史において初めてイングランドのトップリーグで首位に立ったブライトンは次節、26日にホームでウェストハムと対戦する。

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