秋連休に「のぞみ12本ダイヤ」で大量輸送へ 10~11月の新幹線「1日平均388本」へ増発

数分おきに「のぞみ」がホームへやってきます。

極限まで高頻度運転を実現

 JR東海は2023年8月24日(木)、東海道新幹線の秋(10月~11月)の運転計画を発表。その中で、新幹線「のぞみ」を大増発し、連休などのラッシュ期間に「1時間あたり12本運転」を実施するとしています。「のぞみ12本ダイヤ」は2020年3月のダイヤ改正で可能となった運行体制です。700系新幹線が引退したことで、全車両が最高速度285km/hに統一され、より多くの列車を走らせることができるようになりました。 コロナ禍でしばらく実施できない期間が続きましたが、現在は各レジャーシーズンにこの最大密度運転が行われてきています。 夏に続いて秋シーズンも、ダイヤをフル活用して大量輸送を図ります。10~11月は全部で23666本が運転予定。運転本数は平均で「1日あたり388本」となる予定です。 単純計算で5分に1本の間隔でやってくる「のぞみ」。東京駅での折り返しも6本のホームをフル活用して秒単位で行われ、途中駅でも「前の電車が発車し終わる前に、向かいの番線に次の電車が入線する」などの工夫で、高密度運転をさばいています。

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