
バルセロナは24日、スペイン代表MFペドリの負傷について発表した。
クラブの発表によると、ペドリは右大腿直近の前部を負傷したとのこと。現時点で全治期間などについては明かされておらず、「今後の回復次第で復帰時期が決定する」とのみ発表されている。
24日にスペイン紙『マルカ』が報じたところによると、ペドリは現地時間24日木曜日の午前中に行われたトレーニング中に負傷したという。同紙は、少なくとも4週間から6週間の戦線離脱が見込まれると指摘。ラ・リーガの複数試合に加え、9月に行われるEURO2024予選やチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの初戦を欠場する可能性があると伝えている。
なお、ペドリは今年2月16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグのマンチェスター・ユナイテッド戦でも右大腿直筋を負傷している。その時は4月23日のラ・リーガ第30節アトレティコ・マドリード戦で復帰するまで、約2カ月間の離脱を余儀なくされた。
2002年11月25日生まれで現在20歳のペドリは、2019年9月にラス・パルマスからバルセロナに加入し、1年間のレンタル移籍を経て、翌年夏からブラウグラナ(バルセロナの愛称)の一員としてプレーしている。ここまで公式戦通算111試合の出場で17ゴール8アシストをマークするなど、中盤の主軸としてチームを牽引。今シーズンのラ・リーガでも開幕から2試合続けてスタメン出場し、第2節のカディス戦では貴重な先制点をマークした。
バルセロナを巡っては、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが現地時間17日のトレーニングで左ハムストリングを負傷し、数週間の離脱が見込まれている。今回のペドリの負傷により、シーズン開幕早々に最終ラインと中盤の主軸を欠くこととなってしまった。