村役場からは横断幕のオファー!? 蛭田みな美は初Vフィーバーに「なんかありがとうございます(笑)」

<ニトリレディス 事前情報◇23日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

プロ8年目での初優勝。蛭田みな美が勝利を飾った反響は、とても大きかった。「みなさんからお祝いのお花とかが届いて、そういうので実感しています」と、直後は「信じられない…」と話していた悲願も、身に染みてひしひしと感じながら、その余韻に浸っている。

大会を終えて、その日のうちに実家に帰宅。福島県東白川郡の鮫川村(さめがわむら)で生まれ育ち、いまでもそこを拠点に転戦を続けている。翌日の月曜日の地元紙では、一面などで大きく報じられ、さらには地元テレビ3局、複数の新聞紙から取材を受けた。

さらには村役場からも「横断幕を出させてください、と来て。なんかありがとうございますって(笑)。いま作っているかもしれないです」とオファーがあったことを明かしてニッコリ。目下準備中らしいが、「これから村長選らしいので、ちょっとシビア(笑)」と、ユーモアを織り交ぜながらも照れ笑いしきりだった。

初優勝を飾った翌週ともあり、2週連続Vかかる小樽での戦いは大事な一戦にも感じている。北海道の異常な暑さには「予想外」とたじろぐが、照りつく太陽の下で18ホールを回ったプロアマを無事に終えて「きょうでちょっと慣れたと思うので、また休んで(臨みたい)」と体調管理に気を付けながら1週間を戦い抜いていく。

「とりあえずは予選通過を目指したい」と目標は控えめに見据える蛭田。予選ラウンドは大会3連覇かかる稲見萌寧、昨年大会で優勝争いを演じた原英莉花との“注目組”の組み合わせ。箱根で輝きを放った26歳は、小樽でも再びダイナミックなプレーをみせるつもりだ。(文・笠井あかり)

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