北海道“カコイチ”の猛暑に選手も困惑 小祝さくらは「やば暑い」

<ニトリレディス 事前情報◇23日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

猛烈な暑さに見舞われている日本列島だが、“北の大地”も異常な暑さに襲われている。この日、北海道の北見市では過去最高の37度超えを記録。今大会の舞台となる小樽も33.2度の真夏日となった。例年より8度ほど高い残暑は、氷のうが手放せず、汗が止まらない状態。選手らも困惑しきりだ。
北海道出身でニトリ所属の小祝さくらは、開口一番、「ちょっと暑さがヤバイですね…」とひとこと。最近は北海道の気候もどんどん暑くなってはいるものの、この暑さは「初めて」と驚きを隠せない。周りの選手に会えば、毎度『暑い』というワードが止まらず、「『北海道やば暑いね』みたいな会話を何回したことか」と、まるで“あいさつ”のようにもなっていたらしい。

日差しと湿度が「ダブルで来ている」とそのパンチは強烈。さらには「中盤戦過ぎたくらいで体力も結構きついなかなので、いつもよりきつく感じる」と、いつもは涼しげな表情を浮かべる北海道娘も、避暑地シリーズでのこの暑さには戸惑うばかりだ。

小祝と同じく“ニトリ娘”のひとりである櫻井心那も、「(疲れの)蓄積もあるんですけど、本当に北海道が暑すぎてびっくりしています」とポツリ。それでも、月曜日の夜には小樽の宿に泊まり、温泉を堪能した。「先週が疲れのピークだった。でも温泉に入って、本当に疲れが抜けた感じがします」とリフレッシュできたようだ。

3連覇がかかる稲見萌寧は「結構きますね。フェアウェイで足が痛くなるので、足にもきています」と立っているのもやっとというほど。「湯船に漬かって、冷水浴びて、食べて、寝て」と、早めにコースを切り上げて、体力回復に努める。

長袖を準備してきた選手も少なくないなか、この猛暑で選手もたじたじ。プロアマ大会では途中で選手が変更になったりと、体調不良を訴えた選手もいた。この暑さは週末まで続く見込みだが、ますは体調第一で“熱い”戦いを繰り広げてほしい。(文・笠井あかり)

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