チェルシーがチュクエメカの手術実施を発表…今季8人目の離脱者に

 チェルシーは22日、U-20イングランド代表MFカーニー・チュクエメカが、ひざの手術を行ったと発表した。

 20日に行われたプレミアリーグ第2節で、チェルシーはウェストハムと対戦。7分にCKから先制点を許したものの、28分にはチュクエメカのゴールで同点に持ち込んだ。しかし、その後はエンソ・フェルナンデスがPKを失敗するなど追加点を挙げられず、53分には勝ち越しゴールを奪われた。67分にはウェストハムが退場者を出して数的有利となったが、90+5分にPKから追加点を決められ、1-3で敗れている。

 チェルシー加入初年度となった昨シーズンは、リーグ戦14試合の出場でノーゴールに終わるなど不完全燃焼となったチュクエメカだが、今夏はプレシーズンからマウリシオ・ポチェッティーノ新監督の信頼を獲得。開幕戦に続いてこの試合でも先発出場を果たすと、チェルシーでの公式戦初ゴールを記録したものの、前半終了間際に左ひざを負傷。スタッフに両脇を抱えられながらピッチを後にしており、試合後には松葉杖をついてスタジアムを去ったことが明らかとなっていた。

 同選手はウェストハム戦終了後に自身のインスタグラムで心境を吐露。「チェルシーでの初ゴールを祝福してくれて感謝します。子供の頃から一生懸命祈り、夢見てきた瞬間だった」と喜びを表現しつつ、「小さな挫折だけど、これまで以上に強くなって戻ってくるよ。チェルシーファンの愛とサポートに感謝します。また近いうちに会いましょう」と負傷により離脱する見込みであることを示唆していた。

 そんななか、チェルシーはチュクエメカが手術を受けたことを発表。回復に向けてのプログラムを開始し、メディカル部門とともにリハビリに励むことになると伝えている。また、イギリス紙『デイリー・メール』によると、離脱期間は約6週間となる模様。先日には新キャプテンのイングランド代表DFリース・ジェームズもハムストリングの負傷で離脱することが発表されており、チュクエメカはチーム8人目の離脱者となってしまった。

【画像】SNSで心境を吐露したチュクエメカ

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)