
明治安田生命J1リーグの第24節が20日に行われ、残留争いに身を置く横浜FCと中位に位置するセレッソ大阪がニッパツ三ツ沢球技場で対戦した。
試合は、アウェイのC大阪が主導権を握る展開となり、ホームの横浜FCが凌ぐ展開で推移し、ゴールレスのまま後半へ。すると49分、香川真司の展開から左サイドでボールを受けたカピシャーバが縦に仕掛け、ゴールライン側からクロス。この折り返しをゴール前に走り込んでいたレオ・セアラが頭で合わせ、C大阪が先手を奪った。
その後はC大阪ペースで試合が進み、数多くのチャンスを作り出したが、追加点を奪うことはできなかった。終盤は横浜FCも反撃を試みたが及ばず試合は終了。C大阪がレオ・セアラの今季10得点目で得たリードを守り抜き、3試合ぶりの白星を手にした。一方の横浜FCは無得点での連敗となり、最下位・湘南ベルマーレとの勝ち点1差は変わらず、残留争いは依然として勝ち点2差の中に湘南、横浜FC、柏レイソルの3チームがひしめく熾烈な状況が続いている。
次節、横浜FCは首位の横浜F・マリノスを、トップ3を目指すC大阪は3位の名古屋グランパスを、それぞれホームで迎え撃つ。
【スコア】
横浜FC 0-1 セレッソ大阪
【得点者】
0-1 49分 レオ・セアラ(C大阪)