遠藤航、リヴァプール移籍の胸中を明かす「実はオファーをもらった時は少し驚きましたが…」

 シュトゥットガルトからリヴァプールへの完全移籍が決まった日本代表MF遠藤航が、クラブのインタビューに応じた。18日、リヴァプールの公式サイトで伝えられている。

 移籍が決まってからの率直な気持ちを問われた遠藤は「今はとても幸せだし、リヴァプールのようなビッグクラブに加入できることに興奮しています」「素晴らしい気分だし、プレミアリーグの世界最大のクラブの一つでプレーするのが私の夢でした。夢が叶った瞬間です」とコメント。これまでリヴァプールの試合を観戦したことがあるのかという問いには「子供の頃、父と一緒によくプレミアリーグの試合を見ていました。私は(スティーヴン・)ジェラードが好きで、彼のプレーをよく見ていましたね」とクラブのレジェンドの名前も出しながら伝えた。

 ただ、現在30歳の遠藤はリヴァプールからのオファーに対して「実はオファーをもらった時は少し驚きましたが、同時に『ビッグクラブに移籍するチャンスはまだあるだろうか?』という問いもありました」と胸中を告白。それでも「とてもエキサイティングな瞬間であり、先ほども言ったように夢が叶った瞬間でした」と喜びを示した。

 自身のプレースタイルを問われると「私は6番としてプレーしており、守備的な選手です。このクラブを守備面で助けることができると思うし、中盤で良い組織を作ることができると思います。そして、それが私の仕事だと思います」「ディフェンダーとは良いコミュニケーションを取るように務めていますし、常に相手の立ち位置を頭に入れて、彼らを捕まえようとしています」と分析。

 チームを率いるユルゲン・クロップ監督については「私がサッカー選手になった頃、ドルトムントの試合をよく見ていたのですが、彼がいる時にはシンジ(香川真司)がいたので、こうして一緒に仕事ができるのはとても嬉しく思います」と印象を語ると、2022年までリヴァプールに所属していたFW南野拓実からは「彼は私にテキストメッセージにおめでとうと伝えてくれました。リヴァプールについての会話もしましたね」と秘話を明かした。

 シュトゥットガルト時代と同様にリヴァプールでも背番号「3」を背負うことについては「3番はシュトゥットガルトや日本で着けていたので、この数字が大好きです!ここでもこの番号でプレーするのが待ちきれません」と強い思い入れを示し、新天地でのシーズンに向けては「プレミアリーグのチャンピオンを達成したいですね。今シーズンはヨーロッパリーグを戦うこともあり、タイトルを獲得することが我々の使命だと思いますし、成し遂げたいと思っています」と意気込みを語った。

 最後にファンに向けては「このクラブに加入できることにとても興奮しています。アンフィールドでお会いできるのを楽しみにしています」とメッセージを送っている。

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