史上初! 米海軍トップ「作戦部長」に女性大将が就任 統合参謀本部メンバーとしても快挙

そのうち日本にも来るでしょう。

将兵35万人、原子力空母11隻のトップ

 アメリカ海軍のトップである海軍作戦部長に史上初めて女性が就任しました。  海軍作戦部長に就任したのは、リサ・M・フランケッティ海軍大将です。2023年8月14日(火)、メリーランド州アナポリスにあるアメリカ海軍兵学校において、ロイド・オースティン国防長官立会いの下、交代式典が行われ、前任の第32代作戦部長であったマイケル・M・ギルティ海軍大将から指揮権が移譲されています。

 フランケッティ大将は2022年以降、アメリカ海軍ナンバー2のポストである作戦副部長を務めており、このたび昇任する形となりました。なお、2023年8月15日現在、彼女はアメリカ議会上院の承認待ちの状態です(現在は作戦部長代理という立場)。 海軍作戦部長は、約35万人いるアメリカ海軍のトップです。原子力空母11隻、原子力潜水艦約70隻を中心に270隻近くある水上戦闘艦艇、2600機あまりある各種航空機を管理・監督する権限を有しています。  またアメリカ合衆国大統領を補佐する統合参謀本部の構成員のひとりであり、国家安全保障会議などにも列席します。その点でもフランケッティ海軍大将は最初の女性メンバーとなりました。

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