「夏休みの工作」じゃないぞ!ウクライナの「新型偵察機」前線デビュー 超絶シンプルだけど高性能!?

模型大国らしいデザイン。

透明ボディで“ステルス性”も高い

 ウクライナ国防省は現地時間の2023年8月8日、新しく開発した低コストドローン「SpyGun(スパイガン)」を前線に配備したと発表しました。

「スパイガン」は偵察用無人航空機で、起業家のユーリイ・ホリク氏と、テニス選手で現在はウクライナ軍の軍人であるセルヒイ・スタホフスキイ氏が中心となり、ウクライナの技術者たちによって開発されたそうです。 特徴は、電子戦に対する高い防御力を備えているところです。通信範囲も広く、基地局からの運用範囲は最大50kmと、敵の野戦砲の射程外から広域を偵察することができます。また、高い空力特性により、エンジンを切った状態で選択したルートを滑空移動できるため、帰還時はバッテリーを節約できる機能もあるそうです。 さらにシンプルな構造で、製造コストは安く、短期機関で量産が可能で簡単に組み立てができます。また、骨組みだけのスケルトンボディを採用することで、物理的なステルス性も持ち合わせていると同国の国防省は説明しています。

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