アーセナルに大打撃…新加入DFティンバー、右ひざ前十字じん帯損傷で手術へ

 アーセナルは16日、オランダ代表DFユリエン・ティンバーの負傷について発表した。

 今夏にアヤックスから総額3800万ポンド(約70億円)と報じられた移籍金でアーセナルに加入したティンバー。プレシーズンツアーから好パフォーマンスを披露すると、現地時間6日のFAコミュニティ・シールドでは左サイドバック(SB)として先発出場し、マンチェスター・シティ撃破に貢献。そして、12日のプレミアリーグ開幕節ノッティンガム・フォレスト戦でも、再び左SBとしてスタメンに名を連ねた。

 安定感あるプレーを披露していたティンバーだったが、後半開始直後の50分に右ひざを抑えて倒れ込み、日本代表DF冨安健洋との交代を余儀なくされた。その後の状態に心配の声が挙がるなか、アーセナルは14日にティンバーに関する声明を発表。右ひざを負傷したことを明かした上で、「負傷の全容を把握するため、ユリエンは数日以内に専門医による詳細な再検査を受け、今後の方針を決定する」としていた。

 16日にアーセナルは続報としてティンバーの負傷に関する詳細を発表。専門家による精密検査を行った結果、右ひざ前十字じん帯の損傷が発覚したことを発表した。同選手は数日中に手術を受ける予定で、現段階では全治期間は明らかになっていない。アーセナルは「一定期間戦列を離れることになる」とのみ発表しているが、『BBC』や『スカイスポーツ』などの現地メディアは長期間に渡る戦線離脱が確実と報じている。

 プレミアリーグデビュー戦での重傷という不運に見舞われたティンバーは、現地時間16日に自身の公式Instagram(@jurrientimber)を更新。次のように現在の心境を綴っている。

「僕のケガは予想以上に深刻だった。温かい歓迎を受けた直後にこのことを共有しなければならず、とても残念に思っている。ピッチの上で恩返しがしたかったが、今後の期間でそれは不可能だろう。僕の周りには素晴らしい人たちがたくさんいるので、少しでも早く、強くなって戻れるように何でもするつもりだ。もちろん、スタンドからチームを応援するよ。短い間だったけど、我が家にいるかのような気分にさせてくれてありがとう。また会おう」

【投稿】ティンバーがサポーターへメッセージ

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